「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」のストーリー

かつて傭兵集団からミッドランド王国の正規軍に上り詰め、ミッドランド王国とチューダー帝国の間の百年戦争にひとつのくぎりをつけるのに貢献した鷹の団。首領グリフィス(声:櫻井孝宏)の夢に埋もれるわけにはいかないと剣士ガッツ(声:岩永洋昭)が鷹の団を去り、グリフィスが反逆罪でミッドランド王国に捕えられてから1年。グリフィスの救出の機を窺う鷹の団を、シラット(声:中村悠一)率いる暗殺集団バーキラカが襲撃し、女首領として団をまとめるキャスカ(声:行成とあ)が狙われる。あわやというそのとき、ガッツが現れシラットを撃退。自分が去った後の鷹の団がどうなったのか知らないガッツに、キャスカは彼の不在がどれだけ鷹の団に穴を開けたか、グリフィスにとって、彼がいかにかけがえのない存在であるか訴える。互いの思いを確かめ合い、身も心も結ばれる二人。王女シャルロット(声:豊崎愛生)の協力を得て、一行はウインダム城最古の建造物・再生の塔の最下層で幽閉されるグリフィスを見つける。しかしグリフィスは拷問の果てに両手足の腱を切られた上に舌を抜かれており、その痛々しい姿に一行は動揺を走らせる。ガッツとキャスカが同情の眼差しを向けるのを感じたグリフィスは、絶望に打ちひしがれる。そのとき、失われたはずの覇王の卵ベヘリットがグリフィスの手中に戻り彼の絶望に反応、216年に一度の“蝕”が始まる。太陽が消え異形が溢れだす中、ベヘリットの叫びが波動となり現れた禍々しき異空間に守護天使ゴッド・ハンドが降臨。全てを失い朽ち果てようとしているグリフィスを、ゴッド・ハンドは「我らが眷族」と認め、降魔の儀を進める。「捧げる」とのグリフィスの心の声が天に届くやいなや凶暴な悪魔が爆ぜ、おびただしい数の使徒が鷹の団の者たちを喰らい始める。こうしてグリフィスは5人目の守護天使として転生。あらゆる闇が光を凌駕する時代が始まった……。

今日は映画何の日?

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