「エージェント・ウルトラ」のストーリー
1953年以降、アメリカ政府は一般市民を最強のスパイに改造しようと秘密裏にマインドコントロール実験を行ってきた。だがこの極秘計画は封印されたはずだった……。片田舎でコンビニのバイトをしているマイク・ハウエル(ジェシー・アイゼンバーグ)は、勤務中にレジでスーパーヒーローのサルを主人公にした自作漫画を描きながら、のらりくらりと日々を過ごしている。そんな彼が一念発起で最高のプロポーズを演出しようと同棲中のガールフレンド、フィービー(クリステン・スチュワート)とのハワイ旅行を計画する。しかし直前にパニック発作を起こし、飛行機に乗ることさえできないマイク。フィービーはそんな彼を責めることなく優しく見守っていた。ある日、マイクは店番中に謎の女から意味不明の暗号を告げられ、気が付くとスプーン1本で二人の暴漢を刺殺していた。実はマイクはCIAの極秘計画によってマインドコントロール・トレーニングを受けた最強エージェントだったのだ。計画の封印を目論むCIA幹部はマイク殺害を指示。州を封鎖され、殺人マシーン化したエージェントたちが次々とマイクに襲いかかり、さらにフィービーまでも人質に取られてしまう……。