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「青銅の基督(2016)」のストーリー
萩原祐佐(柄本時生)は、その腕を広く認められた南蛮鋳物師。ある時、隠れキリシタンのモニカ(今村祈履)と恋に落ち、結婚を決意したものの、宗教が壁となって別れを告げられる。自暴自棄になった祐佐は、偶然目にした大人の魅力漂う芸妓・君香(吉村涼)に魅かれてゆく。そこへ突然、奉行所の転びバテレン、ミゲル(松田洋治)から、鋳物の注文が舞い込む。その注文とは、“キリストの鋳物を作ってほしい”というもの。だが、その鋳物は鑑賞用ではなく、キリシタン撲滅に利用するための“踏み絵”だった……。