「カニバ/パリ人肉事件38年目の真実」のストーリー

1981年、フランス・パリで起きた前代未聞の猟奇殺人事件。日本人である佐川一政が、友人のオランダ人女性を射殺し、遺体の一部を食べた……。2013年に脳梗塞で倒れて以来、実弟の介護を受けて暮らしている佐川一政にキャメラが密着。幼い頃の8ミリホームムービーや帰国後に佐川が描いた漫画、出演したAVなどを交えながら、彼の幼少期の思い出や当時の事件の詳細、帰国後の活動が語られる。やがて、淡々と証言する佐川の心の根幹にある“カニバリズム”が浮き彫りになっていく……。