「夜は夜もすがら」のストーリー

ブロードウェイで3年打つづけた「リズムとブルース」が終り、祝のパーティを開く。スターのビル・ベンスン(ビング・クロスビー)はヨーロッパに出かけることになる。テレビ・スターのテッド・アダムス(ドナルド・オコナー)がやってくる。2人はコミック・スケッチを踊り、ヨーロッパで会おうと約束してわかれる。ビルはロンドンに行きショウを見物し、スターのパッチー・ブレイア(ミッチー・ゲイナー)がAnything Goesをおどるのをみて、パッチーを次ぎのショウの相手役に決める。彼女はパリでビルとおちあってアメリカへ帰ることになる。その頃テッドはギャビー・デュヴァル(ジャンメイル)と知り合い次のショウの相手役に決める。ビルはパッチーと契約したので、テッドにギャビーを解約させようとする。ところが、ふとした機会からビルはギャビーをテッドはパッチーにほれてしまう。いよいよアメリカに帰る日が来る。パッチーの父スティーヴは船に乗り込んでいた税務署の役人につかまり10万ドルの脱税を認めさせる。船がニューヨークへ着く前夜、父から事情を打ち明けられたパッチーはテッドに迷惑をかけたくないと、接吻を交わしたのは冗談だと云う。ビルとテッドは何とか彼女の心をとり戻そうと船長に頼んでパーティを開かせ、危機を抜け4人揃ってショウに出演する。そのショウは「あなたが1ばん素敵」というミュージカルを2年もヒットさせる。