解説
「ホワイト・クリスマス」のロバート・エメット・ドーランが製作。戦前映画化のときは、「海は桃色」の題で封切られた。コール・ポーターが作曲したものを今度はサミー・カーンとジェームズ・ヴァン・ヒューゼンの新曲を加え、ミュージカル場面の振り付けはニック・キャッスル、アーニー・フラットで、ローラン・プティが1役買っている。監督はロバート・ルイス、撮影はジョン・F・ウォレン。主演は「喝采」のビング・クロスビー、「ショウほど素敵な商売はない」のドナルド・オコナー、同じくミッチー・ゲイナー、フランスの名バレリーナ、「アンデルセン物語」のジャンメイルなど。新曲新作、Ye Gotta Give the people HokeA Second Hand Turben and a crystall ballYou Can Bounce Right Back原作よりコール・ポーター作詞作曲I Get a Kick Out of YouYou're The TopAll Thru the NightIt's De-LovelyBlow Gebriel BlowAnything Goes
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「夜は夜もすがら」のストーリー
ブロードウェイで3年打つづけた「リズムとブルース」が終り、祝のパーティを開く。スターのビル・ベンスン(ビング・クロスビー)はヨーロッパに出かけることになる。テレビ・スターのテッド・アダムス(ドナルド・オコナー)がやってくる。2人はコミック・スケッチを踊り、ヨーロッパで会おうと約束してわかれる。ビルはロンドンに行きショウを見物し、スターのパッチー・ブレイア(ミッチー・ゲイナー)がAnything Goesをおどるのをみて、パッチーを次ぎのショウの相手役に決める。彼女はパリでビルとおちあってアメリカへ帰ることになる。その頃テッドはギャビー・デュヴァル(ジャンメイル)と知り合い次のショウの相手役に決める。ビルはパッチーと契約したので、テッドにギャビーを解約させようとする。ところが、ふとした機会からビルはギャビーをテッドはパッチーにほれてしまう。いよいよアメリカに帰る日が来る。パッチーの父スティーヴは船に乗り込んでいた税務署の役人につかまり10万ドルの脱税を認めさせる。船がニューヨークへ着く前夜、父から事情を打ち明けられたパッチーはテッドに迷惑をかけたくないと、接吻を交わしたのは冗談だと云う。ビルとテッドは何とか彼女の心をとり戻そうと船長に頼んでパーティを開かせ、危機を抜け4人揃ってショウに出演する。そのショウは「あなたが1ばん素敵」というミュージカルを2年もヒットさせる。
「夜は夜もすがら」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「夜は夜もすがら」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ミュージカル |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1956 |
公開年月日 | 1956年7月7日 |
上映時間 | 106分 |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | モノラル |
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