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「静謐と夕暮」のストーリー
写真家の男が川辺を歩いていたところ、川のほとりのところで、衰弱した老人に原稿の束を渡す女がいた。翌日、その場所に再び行ってみると、その原稿を読む人々が。原稿はあの女が書いたものと思われ、この川辺の街での日常がしたためられていた……。ある日、いつものように川辺にやってきた女は、見知らぬ黄色の自転車と川辺に座る男を見る。数日後、女が住むアパートの隣室にその川辺の男が引っ越してきた。夜な夜な隣室で男が弾くらしきピアノの音を耳にするうちに、その男の生態が気になり、女は毎朝黄色の自転車に乗って出ていく彼の後ろを追いかけることにした。そんな中、隣室の男が失踪し……。