「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23 ロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」」のストーリー
生まれたばかりのオーロラ姫の洗礼式が行われ、妖精たちが国王フロレスタン24世(クリストファー・サウンダーズ)とお妃(エリザベス・マクゴリアン)に招かれる。だが、その場に招かれなかった邪悪な妖精カラボス(クリステン・マクナリー)は激怒。洗礼式に割り込むと、オーロラに“糸紡ぎで指を刺して死ぬ”呪いをかける。これに対して、リラの精(マヤラ・マグリ)がカラボスの呪いを和らげる贈り物をする。それは、オーロラは死なない代わりに、深い眠りに落ち、王子のキスによって目覚めるというものだった。やがて訪れたオーロラ(ヤスミン・ナグディ)の16歳の誕生日。4人の王子たちが求婚にやってくる。この時、禁止されていた糸紡ぎを使っていた女性たちが捕まるが、お妃のとりなしで無罪放免に。ところが、好奇心旺盛なオーロラは、老婆に変装したカラボスから渡された糸紡ぎで指を刺し、深い眠りに落ちてしまい、城全体も共に眠りにつくことに……。それから100年。狩りに出かけたフロリムント王子(マシュー・ボール)は、リラの精に見せられたオーロラ姫の幻影に魅了される。リラの精に導かれて深い森に入り込んだ王子は、隠された城を発見。そこで眠っていたオーロラをキスで目覚めさせる。邪魔しようとしたカラボスも打ち負かされ、おとぎ話の登場人物たちが駆けつけ、2人の華麗な結婚式が開かれる。