「26時13分」のストーリー

濃い霧の中、とある場所に集まった8人。それは、深夜高速バスの乗客と運転手だった。様々な理由で目的地に向かっていた8人だが、そこは何かが違っていた。全ての時計が午前2時13分で止まっていたのだ。突如そこに“天国への案内人”と名乗る男が現れ、それは彼らが亡くなった時刻だと告げる。だがこの日、実際にバスの事故で亡くなったのは7人だった。つまり、間違えられた1人は生き返る事が出来るのだと言う。夢、後悔、残された家族……。8人の脳裏を巡る様々な思い。彼らは如何なる方法で1人を選ぶのか。それとも他の道を選ぶのか。8人が出した結論とは……。