解説
ロバート・ロウリーの原作をウォルター・バーンスタインが脚色、「橋からの眺め」のシドニー・ルメットが監督した風俗ドラマ。撮影は「波止場」のアカデミー賞作家ボリス・カウフマン、音楽はダニエル・アンフィシアトロフの担当。製作は「道」のカルロ・ポンティとマルチェロ・ジローシ。出演者は「ボッカチオ70」のソフィア・ローレン、「くたばれヤンキース」のタブ・ハンター、「黒騎士」のジョージ・サンダース、「十二人の怒れる男」のジャック・ウォーデン、「裸者と死者」のバーバラ・ニコルズ、キーナン・ウィンなど。
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ユーザーレビュー
「私はそんな女」のストーリー
第2次世界大戦も終局に近づいた頃。落下傘兵士レッド(タブ・ハンター)と親友ケリー(ジャック・ウォーデン)は、ニューヨーク行特急列車の中で、美しい娘、ケイ(ソフィア・ローレン)とジェーン(バーバラ・ニコルズ)に知合った。2人には、ハリー(キーナン・ウィン)という男が一緒だったが、レッドは、ケイにひとめでひきつけられた。ペンシルバニアに着いたケイとジェーンが、贅沢な邸に落ち着くとハリーは、ケイの世話をしている“男”(ジョージ・サンダース)に2人の無事を告げた。ケイは男の囲われ者だったのだ。しかし、ケイを忘れられないレッドは、それからも何度か彼女の前に現れた。今の生活から足をあらい、自分と幸福な生活に入ろうと説くレッドに、いつしかケイは、愛情の美しさを無視して過ごしてきた自分の生活に、疑問をもつのだった。レッドの存在を知った男は、経済的安定が人生には何より大切だと、ケイを止めようとしたが、ケイはレッドと新しい生活に入ろうと決心していた。レッドが次の出征地に行くために乗った汽車が、125丁目駅に、停車することを知ったケイは、ハリーの止めるのも聞かず、タクシーを駅に走らせた。数分後、列車の中で、肩を並べたケイとレッドの幸福そうな姿があった。
「私はそんな女」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「私はそんな女」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1959 |
公開年月日 | 1964年4月1日 |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
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