解説
いたずら好きな少年が巻き起こす騒動を描くハートウォーミング・コメディ。デニスはハンク・ミッチャムの漫画に登場するアメリカの人気キャラクターで、1930年代に新聞や雑誌のカートゥーン(ひとこまマンガ)として登場し、テレビ・アニメも製作され、息の長い人気を博している。監督は「タップ」のニック・キャッスル、製作・脚本は「ホーム・アローン2」のジョン・ヒューズ、共同製作はリチャード・ヴェイン、エグゼクティヴ・プロデューサーはアーネスト・チェンバース、撮影は「ビートルジュース」のトーマス・アッカーマン、音楽は「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」のジェリー・ゴールドスミスが担当。出演は「マイホーム・コマンドー」のクリストファー・ロイド、「フロント・ページ」のウォルター・マッソー、「わが心のボルチモア」のジョーン・プローライト、「恋しくて」のリー・トンプソン、「ボブ・ロバーツ」のロバート・スタントン、そして2万人の中からオーディションで選ばれたメイソン・ギャンブル。
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「わんぱくデニス」のストーリー
あるさわやかな夏の朝、ジョージ・ウィルソン(ウォルター・マッソー)は音楽を聞きながら自宅でくつろいでいた。しかし、いつものように隣に住む男の子デニス(メイソン・ギャンブル)の金切り声でその平和なひと時は破られてしまった。共働きのヘンリー(ロバート・スタントン)とアリス(リー・トンプソン)の1人息子であるデニスのベビー・シッターがなかなか見つからず、ジョージの妻であるマーサ(ジョーン・プローライト)がその役をかって出たことから、ジョージの悲劇は一層深まった。今までさんざんにいたずらの標的にされたのが、嫌でも毎日顔を会わせることになっしてまったのだ。ヘンリーとアリスが出張に出て、ジョージの不幸はまだまだ続くことになってしまった。彼の園芸の功績が認められて受賞したガーデン賞のパーティが自宅で催されるが、例によってデニスのせいで大混乱。その上、ジョージが楽しみにしていた40年に一度だけのランの開花を見ることを邪魔されて、ジョージの怒りは頂点に。大好きなウィルソンおじさんに冷たい言葉を浴びせられ、デニスは泣きながら暗い森の中へと一人紛れこんで行った。その頃、この町では強盗事件が続発していた。「飛び出しナイフのサム」(クリストファー・ロイド)と呼ばれる謎の流れ者に森の中で誘拐されたデニスは、ジョージが大切にしていた金貨を取り戻すべく、立ち向かっていった。一度は困難に陥ったデニスだが、サムをやっつけて家に連れ帰る。デニスはこの事件をきっかけに、ウィルソンとも仲直りをするのだった。
「わんぱくデニス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「わんぱくデニス」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1993 |
公開年月日 | 1993年7月3日 |
上映時間 | 94分 |
製作会社 | ジョンヒューズプロ作品 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
音量 | ドルビー |
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