天使/L’ANGE

てんし ENGEL
上映日
1985年1月5日

製作国
フランス

制作年
1982
上映時間
64分

レーティング
一般映画
ジャンル
アート

check解説

光と闇と水の3つの要素を生かした映像で様々なシーンを写し出す実験映画。製作・監督はパトリック・ボカノウスキー、撮影はフィリップ・ラヴァレット、音楽はミシェル・ボカノウスキー、特殊効果はクリスチャン・ダニノスとボカノウスキーが担当。出演はモーリス・バケなど。2020年11月、デジタルリマスター版劇場公開。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】天使/海辺にて

TVで観る

ユーザーレビュー

「天使/L’ANGE」のストーリー

闇の中にストップ・モーションで写し出される人影。カメラはとある部屋の入口に侵入してゆく。そこには天井から吊るされた人形がある。冷淡な表情の仮面をかぶった騎兵がサーベルを持って人形に切りかかる。螺旋階段を昇ってゆく怪しげな男は屋根裏へ。召使の女(マルティーヌ・クチュール)がミルク壷を持って主人の元へ運ぶ。椅子にすわったままの主人。テーブルから落ちる壷。粉々に壊れ床にミルクが飛び散る。ケラケラ笑いながら入浴している男(ジャン・マリー・ボン)。シャボンの泡を飛び散らかす。傾いた部屋の内部。ベッドに横たわっている男は、やがて顔を洗い洋服を着て外出する。図書館でせわしなく働く九名の図書館員はみな同じ顔で、一向に見分けがつかない。ガラス・ケースの中に一人の裸女(リタ・ルノワール)がいる。こん棒や丸太を手にした九人の男たちが突進する。怯える女。ガラス・ケースは割られ、中から煙や水滴のような物質が飛び散る。長い階段を昇ってゆく人々のスチル・モーション。動くのは光、水。

「天使/L’ANGE」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「天使/L’ANGE」のスペック

基本情報
ジャンル アート
製作国 フランス
製作年 1982
公開年月日 1985年1月5日
上映時間 64分
製作会社 KIRA=B・M・フィルム
配給 イメージフォーラム
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー/スタンドード

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1985年4月下旬号 〈グラビア〉撮影現場訪問 「夜叉」
外国映画紹介 天使
1992年9月上旬号 特集 未来の想い出 撮影ルポ
特集 未来の想い出 作品評
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) 死んでもいい
撮影現場訪問 ひき逃げファミリー
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) 恋の時給は4ドル44セント
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) 天使
1992年12月下旬号 撮影現場訪問 シーズ・レイン
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) ジミー・クリフ ボンゴ・マン
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) 天使

「天使/L’ANGE」を観ているあなたにおすすめの映画