わんぱく戦争

わんぱくせんそう War of the Buttons
上映日
1963年3月13日

製作国
フランス

制作年
1961
上映時間
94分

レーティング
一般映画
ジャンル
ファミリー

check解説

ルイ・ペルゴーの小説「ボタン戦争」を「勝負師」のフランソワ・ボワイエと舞台俳優のイブ・ロベールが脚色し、ロベールが監督した児童映画。撮影は「雪は汚れていた」のアンドレ・バック、音楽はジョセ・ベルグマン。出演者はアンドレ・トレトン、ジャン・リシャール、ミシェル・イセラなどすべてずぶの素人である。製作はイヴ・ロベールとダニエル・ドロルム。
映画館で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】わんぱく戦争 デジタルリマスター版 DVD

  • 【BD】わんぱく戦争 デジタルリマスター版 Blu-ray

  • 【DVD】わんぱく戦争

  • 【DVD】わんぱく戦争

TVで観る

ユーザーレビュー

「わんぱく戦争」のストーリー

南フランスの田舎。美しい自然の中で、今日も人々は平和な営みを続けている。が、子供たちの世界は別だった。彼らは自分たちの秩序をつくり、その中であり余る生命力をぶっつけ合うのだ。となり合った二つの村、ロンジュヴェルヌとヴェルランの子供たちは、いつも睨み合っていた。ロンジュヴェルヌの大将は体の大きいルブラック。片やヴェルランの首領はアズテック。戦場は村の境界にある砂地の原っぱだ。ある日、敵中に単身とび込んだルブラックは、おとし穴に落ち込んで捕虜になってしまった。報復は厳しかった。ボタン、ズボンのつりひもから靴ひもまで切られてしまったのだ。そして家へ帰ると父親に殴られたうえ、寄宿学校へ入れるぞと言われた。ルブラックは震え上ってしまった。何故なら、寄宿舎の生活はルブラックにとって監獄を意味していたからだ。そこで彼の考案したのは、全員すっぱだかで戦うことだった。そうすれば、たとえつかまっても取られる物が何もないから安心だ。この戦術はロンジュヴェルヌに大勝利をもたらしたが、イバラで体を傷つけたり、風邪をひいたりであまり芳しくなかった。ルブラックはまたまた考え込んだ。ボタンやひもを買って貯蔵しておく所を作ろう、と。そのためみんなでアルバイトをしてお金をためた。そしてやっと秘密の小屋を作った。が、何度目かの戦いの時、敵将アズテックの運転するトラクターにつぶされてしまった。数日たち、子供たちはそれぞれ家に監禁された。ルブラックは憤然と町の寄宿学校へ入れられて行った。が、彼の隣りのベッドの新入りは、なんと敵将アズテックたった。「なんだお前もか!」彼とアズテックとは、初めて抱き合った。こ躍りしたルブラックは叫んだ。「大人になればどうせ馬鹿になるのさ!」

「わんぱく戦争」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「わんぱく戦争」のスペック

基本情報
ジャンル ファミリー
製作国 フランス
製作年 1961
公開年月日 1963年3月13日
上映時間 94分
製作会社 ゲヴィユ・プロ
配給 日本ヘラルド映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
音量 モノラル

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1963年2月下旬号 新作グラビア わんぱく戦争
1963年3月上旬増大号 旬報試写室 わんぱく戦争
1963年4月上旬春の特別号 外国映画紹介 わんぱく戦争
1963年4月下旬号 外国映画批評 わんぱく戦争