解説
ボリス・ドーリンとアナトリー・ザーダンの脚本を、ボリス・ドーリンが監督した、盲目のペリカンと少年の愛情物語。撮影はユーリー・ベレンシュティン、音楽はエフゲニー・トゥーマニヤンが担当した。出演はヴォロージャ・アゲイエフ、オレーグ・ザーコフほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ペリカンと少年」のストーリー
中央アジアの美しい湖のほとりに、十二歳の少年ワーシャ(V・アゲイエフ)とおじいさんが湖にくるたくさんのペリカンを世話していた。その中に一羽の盲目のペリカンを見つけた少年は家につれて帰り、ペルカと名づけた。餌をあたえ、一緒に生活するうちに、ペルカと少年の間に奇妙な友情が生れた。秋が来て、ペリカンたちは次々に南の国へ飛び立って行った。しかしペルカは飛ぶことが出来ない。冬中、少年のそばで暮し、再び春が来た。その頃少年は、モスクワに有名な眼科医がいることを知り、ペルカをつれてこっそり汽車に乗った。手術をしたがペルカの視力は回復しなかった。ところが、秋も深くなったある日、奇蹟が起った。ペルカの目は、いつのまにか見えるようになっていたのだ。やがてペリカンたちが南の国へ旅立つ日が来た。ペルカが仲間たちと一緒に、空のかなたに消えていくのを、少年はいつまでも見送っていた。
「ペリカンと少年」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ペリカンと少年」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | ソ連 |
製作年 | 1963 |
公開年月日 | 1965年8月20日 |
製作会社 | モスナウチフィルム |
配給 | 大映 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1965年9月上旬号 | 外国映画紹介 ペリカンと少年 |