解説
キューバの三つの時代を生きた三人のルシアの愛を通して、キューバの歴史と女性の目覚めを描いた意欲作。69年、モスクワ映画祭金賞・国際映画批評家賞を受賞している。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ルシア」のストーリー
第一話は、スペインからの独立で揺れる1895年。裕福な家庭の娘で独立派に共感を寄せるルシア(ラケル・レブエルタ)は、実業家カスティジャンと恋に落ちるが、彼が裏切り者と知って、男を殺して気が狂ってしまう。第二話は、マチャード独裁下の1932年。ブルジョワ家庭の娘ルシア(エスリンダ・ヌニュス)は、恋人アルドと一緒に革命運動に身を投じ、独裁政権を倒すが、状況は一向に変わらず、あせったアルドが非業の死を遂げた後も、彼の意志を継いで強く生きていく。第三話は、キューバ革命達成後の1961年。農村で働く娘ルシア(アデラ・レグラ)は、トマスと結婚し、新生キューバのために仕事に意欲を燃やすが、夫が大変なやきもち屋なのを知り、ついに家出して夫の男性優位の考えを正す。
「ルシア」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ルシア」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | キューバ |
製作年 | 1968 |
公開年月日 | 1987年12月26日 |
製作会社 | ICAIC(キューバ映画芸術・産業庁) |
配給 | 国際シネマ・ライブラリー |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | モノクロ/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1987年12月下旬号 | グラビア ルシア |