解説
巨人密輸組織を相手に闘う警官と裏刑事の姿を描くアクション。監督は「狼たちの絆」のジョン・ウー、製作はリンダ・クックとテレンス・チャン、脚本は本作が遺作となった「鬼喰う鬼」のバリー・ウォン、撮影は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のウォン・ウィン・ハン、音楽はマイケル・ギブスが担当。
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「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」のストーリー
ユン警部補(チョウ・ユンファ)=通称テキーラは腕利きの警官だが、その強引なやり方から拳銃取り引きの現場で乱闘となり、相棒のア・ロン(ボウイ・ラム)が殺されてしまう。上司のチャン警視(フィリップ・チャン)が秘密捜査官として送り込んだ部下も命を落としてしまった。数日後、図書館でひとりの男が殺された。武器輸出を扱うマフィアのボス、ホイの右腕であるトニー(トニー・レオン)の仕事だったが、彼はその腕前ゆえ対立組織のボス、ジョニー(ウォン・チョウサン)からも誘いがかかる。ジョニーはホイの武器庫を襲撃し、トニーはホイを裏切って彼を殺した。その銃撃戦の現場に駆けつけたユンはトニーと激しく撃ち合うが、最後のところで何故かトニーはユンを殺さなかった。トニーは実はチャンに送り込まれた裏刑事であり、より大きなジョニーの組織を壊滅するのが目的だった。事情を知ったユンはトニーと反目し合いながらも、協力して秘密武器庫がある病院に侵入。チャンや彼の秘書でユンの恋人でもあるテレサ(テレサ・モー)をはじめ警官隊も駆けつけ、大銃撃戦となる。大勢の患者を人質に取られ、敵の凄腕の殺し屋(國村隼)によりボロボロになりながらも2人はジョニーを追い詰めていく。トニーはジョニーの人質となってしまうが、トニーは自ら死を選ぶ。彼の犠牲としてジョニーはユンによって射殺され、長い戦いは漸く終わるのだった。
「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | 香港 |
製作年 | 1992 |
公開年月日 | 1992年10月31日 |
製作会社 | ゴールデン・プリンセス・フィルム・プロ |
配給 | パイオニアLDC |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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