真昼の罠(1960)

まひるのわな
上映日
1960年12月18日

製作国
日本

制作年
1960
上映時間
89分

レーティング
一般映画
ジャンル
アクション

check解説

新人・八木美津雄が自らの脚本を、初めて監督したアクションもの。八木監督は昭和四年生れ、東北大文学部卒後、松竹大船に入社、主に堀内真直監督に師事した。撮影担当は「白い肌と黄色い隊長」の小原治夫。
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「真昼の罠(1960)」のストーリー

トラック運転手の哲夫は、深夜の運転中、東京へ行く田舎娘芳江を同乗させ、林の中で犯した。数日後、ホールでズベ公春子と踊っていた哲夫はチンピラにからまれ、相手を叩きのめした。これを土地のヤクザ健と桜井が見ていた。翌日、哲夫はトラックで製品を運ぶ途中、チンピラに襲われた。この事件で哲夫はクビになった。健に声をかけられ、彼のもとで働くことになった。健の親分大西は柳田建設の社員で、会社の乗っとりを策していた。大西は幹部の黒川を殺すよう健に命じた。哲夫は芳江の居所をさがしあてた。お詑びのしるしにと札束を渡した。芳江の態度は冷たかったが、哲夫の一途な気持は次第に芳江にも通じた。--社長の柳田は黒川の死に疑いをもった。大西の情婦陽子に泥をはかせようとしたが、口を割らなかった。大西は健と哲夫に柳田を殺すことを命じた。哲夫がスパナーをふりおろした。翌日、哲夫は悪夢を忘れたようにモーターボートをとばした。芳江は一緒に北海道へ行こうと言った。柳田の死体が警察に発見された。大西は健に哲夫の始末をさせようとした。健はヤクの取引にことよせて哲夫をひっぱりだした。二人は組み合った。桜井が木蔭から撃った。哲夫は芳江の名をつぶやいて死んだ。

「真昼の罠(1960)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「真昼の罠(1960)」のスペック

基本情報
ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960年12月18日
上映時間 89分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ

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