解説
「昭和残侠伝 唐獅子仁義」の山本英明、松本功のコンビが脚本を担当し、「不良番長 猪の鹿お蝶」の野田幸男が監督したシリーズ第三作。撮影は「現代やくざ 与太者の掟」の星島一郎が担当。
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「不良番長 練鑑ブルース」のストーリー
関東特別少年院・練馬鑑別所出身の不良グループ・カポネ団は、同じ新宿に根城を張る桜吹雪団と対立していた。関東挺心会会長は、両者の対立を利用して、元華族の白河邸を横領しようと企んでいた。川島はまず弁護士の藤原をまるめこみ、彼の愛人小夜子をカポネ団の首領神坂に近ずかせた。神坂は、金使いの荒さから小夜子が金づるを握っていると睨んだ。藤原と小夜子が、カポネ団と桜吹雪団を呼び寄せたのはそんな折だった。藤原は言葉巧みに、国際賭博場開設の協力を申し出ると共に、横田産業から白河邸の権利書を奪った方に、賭博場のマネージメントを任せると提案した。神坂は、早速暴力にものを言わせ、白河邸の土地家屋を横領した。だが、川島は藤原を使って白河邸を手に入れると、神坂に不当な条件を出した。自分たちが利用されていたことを知った神坂は、挺心会の賭場に集まる外国人客を引抜きヌードショウを開いて報復に出た。ところが、ショウは挺心会につぶされて失敗、神坂は腹いせに挺心会の賭場からテラ銭を強奪した。怒った川島、桜吹雪団にマシンガンをもたせて、カポネ団を襲わせた。ところが、それは両グループを消すための手段だった。仲間を殺されたカポネ団と裏切り行為にあった桜吹雪団は、挺心会に入り乱れ、幹部連をそして悪徳弁護士藤原や川島会長を倒していった。
「不良番長 練鑑ブルース」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「不良番長 練鑑ブルース」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1969 |
公開年月日 | 1969年6月14日 |
上映時間 | 89分 |
製作会社 | 東映東京 |
配給 | 東映 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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1969年6月上旬号 | 日本映画紹介 不良番長・練鑑ブルース |