「黒い落葉」より 青春を吹き鳴らせ

くろいおちばよりせいしゅんをふきならせ
上映日
1959年12月27日

製作国
日本

制作年
1959
上映時間
86分

レーティング
ジャンル
アクション

check解説

水原弘のヒットソングをおりこんだ歌謡アクション・ドラマ。松浦健郎の原作を、中西隆三が脚色し、「天と地を駈ける男」の舛田利雄が監督した。撮影は「泣かないで」の藤岡粂信。
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「「黒い落葉」より 青春を吹き鳴らせ」のストーリー

銀座クラブ“ノアール”の楽屋では、泥酔したバンドマスターが暴れ出し、楽士たちが手をやいていた。と、一人の男が飛びこんで来た。見事なパンチでマスターを眠らせ、サックスを片手に舞台に立った。客席はわいた。この音色を耳にして叫んだ男があった。「兄貴だい、山七の兄貴が帰って来たんだ」山手七郎の弟分風巻だった。彼は今では“ノアール”を牛耳るボス大沼の身内の一人でもあった。七郎は、大沼のため麻薬中毒にさせられ、病院で治療を受けて来たのだ。彼は大沼に足を洗うと宣言して去った。大沼は配下と後を追った。風巻の恋人の正子が見ていた。助けを呼ぼうとした正子を、大沼は射殺した。大沼は七郎に、足を洗うことは認めてやるから今日のことは喋るなと言った。--七郎は楽団シックス・ガイズを編成した。すべてをサックスに打ちこんだ。ある日、正子の妹の道子が訪れて来た。風巻が不在のため、七郎の許に来たのだ。心臓マヒで死んだとは考えられないと言った。七郎は真相を打ちあけた。新楽団がデビューの日である。風巻が帰って来た。大沼は正子の死は七郎のせいだと言い、拳銃を握らせた。風巻は七郎を誘い出し、問いつめ、真実を聞いた。しかし、この時三人は大沼らに囲まれていた。七郎のパンチに大沼の配下たちは倒れた。風巻は大沼を追いつめ、遂に彼を射ち殺した。が、風巻も身に一弾を浴びていた。「兄貴、道子さんと幸せになってくれ」風巻はにっこり笑うと静かに歌い出した--。

「「黒い落葉」より 青春を吹き鳴らせ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「「黒い落葉」より 青春を吹き鳴らせ」のスペック

基本情報
ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959年12月27日
上映時間 86分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ

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