解説
文芸プロダクション第一回作品で、東映が配給に当る。山口順弘が脚本をを書き監督に当るもので、撮影は廣川朝次郎。出演者は夏川静江と嵯峨善兵、劇団若草の青柳光が主な役を受持ち、スコットランド産コリー種の名犬プリンス号が主役として活躍する。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「山河を越えて」のストーリー
東京から汽車で三、四時間のある山村に、良雄の一家は戦争中疎開して来て、そのままに住みついていた。父は勤めが東京なので、会社に泊り込んで週末に帰って来るだけだった。良雄は川岸で仔犬をひろって来て、ローと名をつけて育てたが、ローは大変利口な立派な犬に成長した。ちょうどその頃、東京に一家が一緒に住むことの出来る部屋が見つかったが、庭のない二階の部屋で、犬を連れて行くことが出来ないので、良雄は涙をのんでローを友達の家へあずけて出発した。ところがローは一家のあとを追って、途中犬殺しに追われたり、色々な危難にたえながら、その間には、泥棒を追っぱらって人助けをしたりして、遂に良雄一家の許へたどりつき、やがて昔のように良雄と一緒に暮すことが出来るようになった。
「山河を越えて」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「山河を越えて」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1952 |
公開年月日 | 1952年9月4日 |
上映時間 | 65分 |
製作会社 | 文芸プロ=東映 |
配給 | 東映 |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1952年10月上旬秋の特別号 | 日本映画紹介 山河を越えて |