初笑い底抜け旅日記

はつわらいそこぬけたびにっき
上映日
1955年1月3日

製作国
日本

制作年
1955
上映時間
92分

レーティング
一般映画
ジャンル
コメディ 時代劇

check解説

「喧嘩駕篭」の高木恒穂が、「男性NO.1」(監督)の山本嘉次郎と共同で脚本を書き、「新鞍馬天狗 第二話 東寺の決闘」と同じく青柳信雄が監督に、山崎一雄が撮影に当った。主なる出演者は「花嫁立候補(1955)」の榎本健一、柳家金語楼、トニー谷、エノケンの長男榎本雅夫、歌手柳川真一、宝塚の竹屋みゆきのほか、旭輝子、如月寛多、沢村いき雄らのコメディアン、「新鞍馬天狗 第二話 東寺の決闘」の小堀明男など。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「初笑い底抜け旅日記」のストーリー

黄門様は町人姿に身をかえて漫遊の予備知識を得るため、風来坊の金太を掴えて講義を聞いた。金太は相手の身分を知らず、いい気になって教えてやる。数日後彼は田舎の競馬場でデンスケ賭博を開帳したが、二人姉妹の鳥追い、実は女スリに負けて有金を捲上げられた。無一文の彼は辻堂で一夜を明かし、そこで親の仇を探す前髪姿の熊太郎と知合いになる。お稲荷様に供えた油揚を食べて百姓に追われた二人は、危い所を三度笠の男天狗の次郎吉に救われる。川の渡船場で黄門主従、金太に熊太郎、お銀にオナミの三組が顔を合せ、お銀は黄門の財布をスッたが、助さんに見つかり周章てて金太の傘に入れた。何も知らない金太は、その金を地蔵様の贈物だと喜んで、熊太郎と一緒に料亭で大豪遊。だがお銀は後をつけ財布と一緒に熊太郎の仇討赦免状も抜きとり、赦免状は捨ててしまった。黄門主従は一文無しで止むなく料亭で下男働きをしていたが、赦免状を拾う。土地の悪代官はオナミに言寄るが、彼女は金太の人柄に惚れ、お銀から財布を取帰してやる。天狗の次郎吉は牛松の用心棒鹿田が熊太郎の仇である返を知り、助太刀して見事に仇を討たせる。最後に黄門の身分も知れ、金太は改めて財布を下しおかれ風来坊の一人旅。だがふと気がつけば又も財布がない。金太を離したくないオナミの仕業だ。金太は廻れ右してオナミのもとへ駆けつけた。

「初笑い底抜け旅日記」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「初笑い底抜け旅日記」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ 時代劇
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955年1月3日
上映時間 92分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
音量 モノラル

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1955年新年特別号 日本映画紹介 初笑い底抜け旅日記
1955年2月上旬ベストテン発表記念特別号 日本映画批評 初笑い底抜け旅日記