モンタナの風に抱かれて
もんたなのかぜにだかれて The Horse Whisperer- 上映日
- 1998年10月17日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 1998
- 上映時間
- 167分
- レーティング
- ジャンル
- ドラマ
解説
雄大なモンタナの大自然を舞台に、傷ついた少女と馬の癒しと再生、男と女の切ない愛の交わりを、美しい映像で綴っていくドラマ。監督・製作・主演はハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォード。「クイズ・ショウ」に続き、これが監督第5作目となる。共同製作はパトリック・マーキー。製作総指揮はレイチェル・フェファー。脚本は「ポストマン」のエリック・ロスと、「フィッシャー・キング」「マディソン郡の橋」のリチャード・ラグラヴェニーズ。原作はニコラス・エヴァンスのベストセラー小説。撮影はオリヴァー・ストーン作品で知られるロバート・リチャードソン。音楽は「ショーシャンクの空に」のトーマス・ニューマン。美術はジョン・ハットマン。編集はトム・ロルフ。衣裳はジュディ・L・ラスキン。共演は「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス、「ホーム・アローン3」のスカーレット・ヨハンソン、「スノーホワイト」のサム・ニール、「バードケージ」のダイアン・ウィースト、「大いなる遺産」のクリス・クーパーほか。98年キネマ旬報ベスト・テン第9位。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
日本では先に原作が出たのか、映画が先かわからないけど、原題とは全く関係ないタイトル。タイトルをつけるのも大変だよな。
地図でみたけどNYからモンタナ州ったらそうとう離れているよ。車で移動は大変だったでしょう。それよりも何よりもそれだけの移動、馬さんは大丈夫だったのかしら。途中、自分たちの食事や泊まるところを心配しているけど、馬さんの食事は?
恋愛の話はなくて良くない?馬さんと少女の快復の話だけで十分良かったと思うけど。
一方で死んだ友達のことは何も出てこない。
恋愛話を抜いて、途中のいらないシーンをカットすれば2時間くらいで収まる話。
やたら感動させよう、というのが見えてくる。
それと、カメラがソフトフォーカス。ロバート・レッドフォードもソフトフォーカスじゃないとしわくちゃだったのかなあ。
クリスティン・スコット・トーマスは「イングリッシュ・ペイシェント」の後なので準主役級か。でも、なんか冷たい感じだよな。
この映画、全体に配役も良くない気がした。
「モンタナの風に抱かれて」のストーリー
13歳の少女グレース(スカーレット・ヨハンソン)は乗馬中に巻き込まれた事故で親友と右足を失い、人生に深く絶望していた。また彼女の愛馬ピルグリムも、事故のショックで人間になつかない暴れ馬になっていた。ニューヨークで雑誌編集長として活躍しているグレースの母親アニー(クリスティン・スコット・トーマス)は、娘の心を回復させるにはピルグリムの全快が必要だと考え、モンタナで馬専門のクリニックを開業しているトム・ブッカー(ロバート・レッドフォード)の元へ、弁護士の夫ロバート(サム・ニール)をひとりニューヨークに残し、グレースとピルグリムを連れてトレーラーで旅立った。トムはアニーの強引な態度に呆れるが、グレースが協力するならばという条件つきでピルグリムの治療を引き受ける。トムの自然に逆らわない優しく誠実な治療法により、ピルグリムは徐々に回復し、グレースも少しずつ笑顔を取り戻していった。そしてアニーはトムに、またトムもアニーに、心惹かれはじめる。そんな時、アニーに会社から解雇命令が届いた。トムに恋していたアニーは、意外にも全くショックはなかった。あるキャンプの夜、ふたりはキスを交わすことになる。だがしばらくして、ロバートがニューヨークからやって来た。ロバートはすっかり元気になった娘の姿を見て、トムに心から感謝するが、アニーはそんな夫を見ているのがつらかった。やがてピルグリムはグレースを背に乗せ、歩けるまでに回復する。そろそろモンタナを去る時が来たようだ。ロバートはアニーのトムに対する感情に気づいており、すべてを彼女の決断にまかせることにした。アニーは悩んだあげく、恋心を引きずったまま、それでも夫と共にニューヨークに帰っていくのだった。
「モンタナの風に抱かれて」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「モンタナの風に抱かれて」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1998年10月17日 |
上映時間 | 167分 |
製作会社 | ワイルドウッド・エンタープライズ作品 |
配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン |
レイティング |
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