ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
ほんとうのじゃくりーぬでゅぷれ Hilary and Jackie
解説
実在した天才女性チェリストの実像を描き出したドラマ。監督はドキュメンタリー畑出身で本作が劇映画デビューとなるアナンド・タッカー。脚本は「ウェルカム・トゥ・サラエボ」のフランク・コトレル・ボイス。撮影は「オセロ」のデイヴィッド・ジョンソン。チェロ演奏はロンドン・フィル等で活躍するチェリスト、キャロリン・デイルが担当。出演は「奇跡の海」のエミリー・ワトソン、「エイミー」のレイチェル・グリフィス、「エリザベス」のジェームズ・フレインほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のストーリー
ヒラリー(レイチェル・グリフィス)とジャクリーヌ(エミリー・ワトソン)の姉妹は幼少の頃から音楽好きの母アイリスによって育てられた。ふたりはそろってパーリーの音楽コンクールに出場するが、そこで絶賛されたことを機にジャクリーヌはチェリストとしての才能を開花させていく。ヒラリーは自分の才能に見切りをつけ、大学の同級生の指揮者キーファと結婚し、平凡な家庭夫人となる道を選ぶ。22歳で天才ピアニストのダニエル・ボレンバイム(ジェームズ・フレイン)と結婚してさらに名声を高めた彼女だが、夫との世界公演は彼女を心身共に疲労させた。ある日、ジャクリーヌはヒラリーの家を訪れ、彼女の人生をうらやみ、ついにはキーファとセックスしたいなどと言い出す。姉夫婦の家でいっときの落ち着きを取り戻し、演奏活動も再開したジャクリーヌだが、心身の異常は続き、医者から多発性硬化症と診断される。そんななか、夫ダニエルはパリで別の家庭を持つようになり、ジャクリーヌはひとり自分の世界に閉じこもるように。彼女は闘病生活を続けたが、1987年10月19日に世を去った。
「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2000年3月上旬号 | 新作紹介 ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ |
2000年4月上旬春の特別号 | 劇場公開映画批評 ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ |
2000年4月下旬号 | 外国映画紹介 ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ |