マン・オン・ザ・ムーン
まんおんざむーん Man on the Moon
解説
35歳で世を去った実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの芸人人生を描いたドラマ。監督は「ラリー・フリント」のミロシュ・フォアマン。脚本は「ラリー・フリント」のスコット・アレキザンダーとラリー・カラツェウスキーのコンビ。撮影のアナスタス・ミチョスは「ラリー・フリント」に続く参加。音楽は題名曲を歌うR.E.M.。音楽監修はアニタ・カマラータ。出演は「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリー、「ラリー・フリント」のコートニー・ラヴ、「レインメーカー」のダニー・デヴィートほか。
「マン・オン・ザ・ムーン」のストーリー
アンディ・カウフマン(ジム・キャリー)は一風変わった芸人だった。1975年、有名なプロモーター、ジョージ・シャピロ(ダニー・デヴィート)の目に留まった彼は、NBCの新コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』にゲストとして出演したのを皮切りにスターの道を歩む。1978年からはABCの人気番組『タクシー』のラトゥカ役で人気を得たが、その特異なパフォーマンスは次第に世間に受け入れられなくなっていった。分身として相棒ボブとふたり一役で生み出したキャラクター、トニー・クリフトンの暴走、果ては客席の女性と本気で勝負するのがウリの男女混合プロレス。これがきっかけで恋人リン(コートニー・ラヴ)と出会ったのはいいが、本物のレスラーであるジェリー・ローラーとリング上で対決してコテンパンにのされたことで人気失墜、番組を降板される憂き目に。失意の日々、リンと結婚したアンディだが、まもなく彼はガンに冒されていることを知った。アンディは長年の夢だったカーネギーホールの舞台に立ち、華やかなショーを成功させ、芸人人生最高の時を過ごした。かくして1984年5月16日、アンディは35歳の若さで世を去るのだった。
「マン・オン・ザ・ムーン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「マン・オン・ザ・ムーン」のスペック
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