解説
ボクシングを通じて自分を見つけていく少女を描く。監督・脚本は、これがデビューとなるカリン・クサマ。製作総指揮は「フィオナの海」などの監督として知られるジョン・セイルズ(出演も)。出演はこれがデビューとなるミシェル・ロドリゲス、テレビドラマで活躍するサンティアゴ・ダグラス、「アウト・オブ・サイト」のポール・カルデロン、「カリートの道」のジェイミー・ティレリほか。2000年サンダンス映画祭グランプリ、最優秀監督賞、同年カンヌ国際映画祭・監督週間ヤングシネマ賞ほか多数受賞。
ユーザーレビュー
「ガールファイト」のストーリー
ダイアナ・グズマン(ミシェル・ロドリゲス)は、ブルックリンに住む女子高校生。自堕落な父(ポール・カルデロン)と気弱の弟(レイ・サンティアゴ)との3人で暮らしている。日々イライラを募らせていた彼女だったが、ある日、ボクシングを習っている弟の月謝を納めに行った時、自分を求めていたものを見つける。トレーナーのヘクター(ジェイミー・ティレリ)に頼み込み、ボクシングを習いはじめるダイアナ。彼女にとって、最初は怒りの爆発でしかなかったボクシングだが、やがて自己鍛練の大切さを知り、心と体が明らかに変わっていく。やがて彼女は、ボクシング・ジムのスター的存在エイドリアン(サンティアゴ・ダグラス)と恋に落ちる。だが内緒にしていたボクシングを父に知られ、対立。そんな中、ダイアナは、リーグ戦の決勝で恋人のエイドリアンと対決することになる。前代未聞の恋人対決だったが、ダイアナは全力で闘い、勝利を収めるのだった。
「ガールファイト」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ガールファイト」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2001年5月12日 |
上映時間 | 110分 |
製作会社 | グリーン=レンジィ・プロダクション |
配給 | 松竹(提供 松竹=アルゼ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | SDDS |
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