ブラックホーク・ダウン
ぶらっくほーくだうん Black Hawk Down
解説
1993年のソマリアで起きた壮絶な市街戦の模様を生々しい体感映像で再現した戦争映画。監督は「ハンニバル」のリドリー・スコット。製作はスコットと、「パール・ハーバー」のジェリー・ブラッカイマー。脚本はこれがデビューのケン・ノーラン。原作はマーク・ボウデンのノンフィクション。撮影は「プルーフ・オブ・ライフ」のスワヴォミール・イジャック。音楽は「パール・ハーバー」のハンス・ジマー。美術は「グラディエーター」のアーサー・マックス。編集は「グラディエーター」「ハンニバル」などでスコット監督と組んだピエトロ・スカリア。出演は「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット、「ムーラン・ルージュ」のユアン・マクレガー、「パール・ハーバー」のトム・サイズモア、「スウィート・ノベンバー」のジェイソン・アイザックス、「パール・ハーバー」のユエン・ブレンナー、「チョッパー・リード/史上最凶の殺人鬼」のエリック・バナ、「パール・ハーバー」のウィリアム・フィシュナー、「ロード・オブ・ザ・リング」のオーランド・ブルーム、「ソードフィッシュ」のサム・シェパードほか。第74回アカデミー賞音響賞、編集賞受賞。
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ユーザーレビュー
「ブラックホーク・ダウン」のストーリー
1993年10月3日。東アフリカ、ソマリアの首都モガディシオのダウンタウンに、100名の米軍特殊部隊の兵士たちが舞い降りた。彼らの任務は、現地の独裁者アイディード将軍の副官2名を捕らえること。当初、作戦は1時間足らずで終了するはずだったが、ブラックホーク・ヘリが撃墜されたことから、兵士たちの運命は一変。スティール大尉(ジェイソン・アイザックス)から無線で知らせを受けたエヴァーズマン軍曹(ジョシュ・ハートネット)は、ネルソン(ユエン・ブレンナー)ら数名の部下に現場の保守を命じ、残りの部下を連れて墜落地点へ移動。スティール大尉やサンダーソン軍曹(ウィリアム・フィシュナー)、マクナイト中佐(トム・サイズモア)の部隊も墜落地点に向かうが、市内で迷走状態となり、地獄の戦闘を余儀なくされる。まもなく、さらに一機のブラックホーク・ヘリが墜落し、事態はますます悪化してしまう。第一墜落地点の付近には、エヴァーズマンの班に加え、サンダーソン、デスクワーク専門だった特技下士官グライムズ(ユアン・マクレガー)、ネルソンらが集結していたが、やがて重傷を負ったスミス(チャーリー・ホーフハイマー)が看病むなしく死んでしまう。彼らに脱出の道が開けたのはそれから12時間後のことだったが、結局この戦いでアメリカ兵は19名死亡。同時に大量のソマリア人犠牲者を出したのだった。
「ブラックホーク・ダウン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ブラックホーク・ダウン」のスペック
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