解説
意志を持ったロボットたちが反乱を起こす近未来社会を描いたSFアクション。監督は「ダークシティ」のアレックス・プロヤス。脚本は新鋭のジェフ・ヴィンターと、「ビューティフル・マインド」のアキヴァ・ゴールズマン。原作はアイザック・アシモフの古典的なSF小説『われはロボット』。撮影は『チェイス』(V)のサイモン・ダガン。音楽は「ターミネーター3」のマルコ・ベルトラミ。美術は「バトルフィールド・アース」のパトリック・タトポロス。衣裳は「ダークシティ」のエリザベス・キーオウ・パーマー。主演・製作総指揮は「バッドボーイズ」シリーズ(出演のみ)のウィル・スミス。共演は「リクルート」のブリジット・モイナハン、「アトランティスのこころ」のアラン・テュディック、「スペースカウボーイ」のジェームズ・クロムウェル、「ザ・コア」のブルース・グリーンウッド、「NARC ナーク」のチー・マクブライドほか。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「アイ,ロボット」のストーリー
2035年のシカゴ。新しい家庭用ロボットの出荷準備をしている巨大産業会社USRで、事件が起こる。事故のトラウマでロボット嫌いになっているシカゴ市警デル・スプーナー刑事(ウィル・スミス)は、現代ロボット工学の第一人者であるラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)から連絡を受け、USRに向かう。だが待っていたのは博士のホログラムで、彼はすでに死んでいた。スプーナーは、USRの主任ロボット心理学者の女性、スーザン・カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン)の案内により、犯人を捜索。すると研究室に隠れていた1体のロボットが慌てて逃げようとする。捕獲され本署に連行されたロボットは、自分はサニー(アラン・テュディック)だと名乗る。しかしスプーナーはサニーの博士殺しの動機に見当がつかず、捜査を続行。一方、スーザンは、サニーが重要な法律”ロボット3原則“に従ってプログラミングされていないことを発見。通勤途中、ロボットに襲われたスプーナーは、真相を追ってスーザンと共にサニーと面会する。するとサニーは、自分が見た夢を描いた絵をスプーナーに贈る。そこにはロボットを解放する男の姿が描かれており、男はあなただとサニーは答えた。まもなく、人間に対するロボットたちの反乱が始まり、スプーナーとスーザンは元凶であるUSRに急ぐ。そして、すべての命令を下していたメインフレーム・コンピュータのヴィキ(フィオナ・ホーガン)を破壊。ロボットたちの反乱は治まり、サニーはラニング博士に頼まれて彼を殺し、博士は自分の死をもってメッセージを送ったことが判明するのだった。
「アイ,ロボット」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「アイ,ロボット」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2004年10月上旬号 |
特集 「アイ,ロボット」 「アイ,ロボット」を解析する 特集 「アイ,ロボット」 ウィル・スミス インタビュー 特集 「アイ,ロボット」 アレックス・プロヤス監督 インタビュー 特集 「アイ,ロボット」 人間とロボットの共存 特集 「アイ,ロボット」 作品評 |
2004年11月上旬特別号 | 劇場公開映画批評 アイ,ロボット |
2004年11月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 アイ,ロボット |