解説
地獄で生まれた正義のヒーローが、人間世界を脅かす邪悪な勢力と戦う様を描いたSFアクション。マイク・ミニョーラ原作の人気アメリカン・コミックスの映画化。監督・脚本は「デビルズ・バックボーン」「ブレイド2」のギレルモ・デル・トロ。撮影は「デビルズ・バックボーン」「ジャスティス 闇の迷宮」のギレルモ・ナヴァロ。音楽は「ブレイド2」「アイ,ロボット」のマルコ・ベルトラミ。編集は「ブレイド2」のピーター・アマンドソン。衣裳は「ブレイド2」「アンダーワールド」のウェンディ・パートリッジ。特殊メイクは「ホーンテッドマンション」のリック・ベイカー。出演は「ブレイド2」「ルーニー・チューンズ:バック・イン・アクション」のロン・パールマン、「ドッグヴィル」のジョン・ハート、「クリスティーナの好きなコト」のセルマ・ブレア、これが映画デビューとなるルパート・エヴァンスほか。
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「ヘルボーイ(2004)」のストーリー
第2次大戦末期の1944年。敗色の濃くなったナチス・ドイツは、邪悪な魔道士ラスプーチン(カレル・ローデン)とオカルト結社トゥーレ協会が開発した超科学装置により、スコットランドのトランダム大修道院跡で、世界征服計画を決行する。その時に地獄から召喚された小猿のような生き物は、ブルーム教授(ジョン・ハート)率いる連合軍に救助され、ヘルボーイ(ロン・パールマン)と名づけられた。そしてBPRDという防衛局のトップ・エージェントとして、極秘裏に魔物退治をして活躍することに。現代。ブルーム教授が後任に選んだ新米FBI捜査官マイヤーズ(ルパート・エヴァンス)がBPRDに着任早々、マンハッタンで事件が起きる。ヘルボーイやマイヤーズは、復活したラスプーチンにより、魔物サマエルが解き放たれたことを知らされる。ヘルボーイは壮絶な戦いを繰り広げ、サマエルを倒すが、仮死から蘇ったトゥーレ協会会長のクロエネン(ラディスラヴ・ベラン)がブルーム教授を殺害。悲嘆に暮れるヘルボーイだったが、一方、制御できない発火能力に苦しみ精神病院に自ら入院していた超能力者の女性リズ(セルマ・ブレア)への恋心を密かに抱いている彼は、彼女とマイヤーズが接近していることにやきもきしていた。そんな時、FBIのマニング(ジェフリー・タンバー)の指揮のもと、ヘルボーイらはモスクワ郊外へ飛ぶ。いよいよラスプーチンたちと全面対決。ヘルボーイは苦戦の末、ラスプーチンを殺害。そしてリズとの愛情を確かめ合ったヘルボーイは、彼女と抱き合ってキスするのだった。
「ヘルボーイ(2004)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ヘルボーイ(2004)」のスペック
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