オールド・ボーイ(2003)
おーるどぼーい Old Boy- 上映日
- 2004年11月6日
- 製作国
- 韓国
- 制作年
- 2003
- 上映時間
- 120分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- サスペンス・ミステリー
解説
理由不明のまま15年間監禁され続けた男が復讐を誓うサスペンス・ドラマ。監督・共同脚本は「JSA」のパク・チャヌク。原作は土屋ガロン(狩撫麻礼)作、嶺岸信明・画による日本の漫画。音楽は「シルミド」のイ・ジスほか。音楽監修は「JSA」「ラブストーリー」のチョ・ヨンウク。美術は「殺人の追憶」のリュ・ソンヒ。出演は「酔画仙」のチェ・ミンシク、「春の日は過ぎゆく」のユ・ジテ、『バタフライ』(映画祭上映)のカン・ヘジョンほか。第57回(2004年)カンヌ国際映画祭グランプリ(審査員特別大賞)、第41回大鐘賞(韓国アカデミー賞)5部門(監督賞、主演男優賞、音楽賞、編集賞、照明賞)、第24回青龍賞3部門(監督賞、主演男優賞、助演女優賞)受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「オールド・ボーイ(2003)」のストーリー
1988年のある日、平凡なサラリーマンのオ・デス(チェ・ミンシク)は、気がつくと狭い私設監禁部屋にいた。理由が全く分からない彼だったが、ある日テレビのニュースで、妻が惨殺されたことを知る。しかも容疑者は自分。半狂乱に陥りつつも、監禁部屋で肉体を鍛え、テレビで情報収集しているうちに、15年が経過し、ついに解放された。街に出たデスは、謎の敵に復讐を誓いつつ、鮨屋の板前の若い女性ミド(カン・ヘジョン)と知り合う。彼女の協力を得たデスは、監禁部屋のあるビルを捜し出す。デスは管理人パク(オ・ダルス)を拷問し、自分を監禁するように依頼した男の録音テープを手に入れた。そしてついに、長身の謎の男(ユ・ジテ)と対面する。男はデスに、監禁の謎が解けたら自分が死ぬ、解けなければデスとミドを殺すという死のゲームを持ちかけた。期限は残り5日。そんな夜、デスとミドは初めて結ばれる。必死に回答を出そうとするデスは、やがて謎の男が、自分の高校の後輩イ・ウジンであることに気づく。ウジンは高校時代、実の姉であるイ・スア(ユン・スギョン)と愛し合い、肉体関係を持った。二人の逢瀬を目撃したデスによって悪い噂が広がり、ウジンの姉は橋の上から身を投げたのだった。愛する姉を助けられなかったウジンは、それからずっとデスへの復讐に燃えていたのだった。そしてデスは、実はミドが自分の娘であることをウジンから知らされる。実の娘と愛し合ったことにデスはショックを受け、自ら舌を切断してウジンに許しを乞う。デスへの復讐を終えたウジンは自殺した。冬、すべてが終わったあと、デスはミドと再会を果たすのだった。
「オールド・ボーイ(2003)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「オールド・ボーイ(2003)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | 韓国 |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2004年11月6日 |
上映時間 | 120分 |
製作会社 | ショー・イースト |
配給 | 東芝エンタテインメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2004年11月下旬号 | SPECIAL INTERVIEW パク・チャヌク監督(「オールド・ボーイ」) |
2005年1月上旬新春号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 オールド・ボーイ |
2005年1月下旬号 | 劇場公開映画批評 オールド・ボーイ |