解説
長年勤めてきた会社を突然リストラされた男が、家族に打ち明けられずに苦悩する姿を描く人間ドラマ。監督は、これが長編デビューとなる1970年生まれの女性監督ベティナ・オルベリ。2005年シュベリン映画芸術祭で監督賞を受賞。
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「ひとすじの温もり Im Nordwind」のストーリー
警備会社に勤めるエルウィン(アンドレ・ユング)は、ある日、長年勤勉に勤めた会社にリストラされてしまう。会社へ十分貢献してきたつもりだった彼にとって、この突然の出来事は納得できるはずもない。失意と怒りの中、彼は妻のカトゥリン(ジュディテュ・ホフマン)や娘のリンダ(アイコ・シュー)にも内緒で新しい仕事を探し始めるが、キャリアはあるものの熟年の域に達する彼の年齢とプライドが重なり、就職活動はうまくいかない。カトゥリンは原因不明の首の痛みに悩まされていたが、折から進めていた新居のレイアウトに夢中になることで、その痛みを忘れようとしていた。一方、学校でやりたいことを見つけられないリンダは、興味を持っていた服飾デザインの道に進みたいと両親に話してみた。しかし猛反対に遭い、自室にこもって自傷行為を繰り返すようになる。意気込んで新たな面接に向かったが、やはり職を得ることが出来なかったエルウィンもまた、失意のどん底へ突き落とされてしまう。彼らは溜まった思いを吐露することも、またお互いを理解することも出来ず、家族の歯車は徐々に狂い始めてゆく。
「ひとすじの温もり Im Nordwind」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ひとすじの温もり Im Nordwind」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | スイス |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2006年2月11日 |
上映時間 | 95分 |
製作会社 | 表記なし |
配給 | シネマ・アンジェリカ |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |