ジョーイ

じょーい
上映日
1977年12月10日

製作国
アメリカ

制作年
1977
上映時間
98分

レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

白血病と闘った1人の少年と、彼をとりまく家族や友人を描く。製作はジェリー・マクニーリー、監督はTV「警部マクロード」等のルー・アントニオ、脚本はジェリー・マクニーリー、撮影はゲイン・レシャー、音楽はデイヴィッド・シャイアが各々担当。出演はジェフリー・ライナス、マーク・シンガー、ジェラルディン・ペイジ、ジェラルド・S・オルーリン、キャスリーン・ベラー、ブライアン・ファレル、スティーブン・グッテンバーグなど。
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「ジョーイ」のストーリー

ペンシルバニア州のアパー・ダービィにあるキャパレッティ一家の生活は、経済的には決して豊かではないが、充実していた。家族は、父(ジェラルド・S・オルーリン)と母(ジェラルディン・ペイジ)、それにジョーイ(ジェフリー・ライナス)、ジョン(マーク・シンガー)、マーティー(ブライアン・ファレル)、そしてマイク(スティーヴ・グッテンバーグ)の4人の息子と、娘のジーン(キャスリーン・ベラー)だ。しかし、不幸は訪れた。11歳の末っ子ジョーイが、白血病で余命数ヵ月だというのだ。決定的治療法はなく、激しい疲労と苦痛を訴えるジョーイ。家族の心は痛む--。その中で州立大学のフットボールの選手をしているジョンは、とりわけジョーイの事が気にかかった。いつもジョンが正選手になれるよう祈ってくれるジョーイ。しかし、間もなくジョンも正選手になり、ジョーイや家族達の声援を受けるようになる。だが、ある土曜日、ジョーイを高熱が襲い、彼の身体を硬直させ、意識さえうばい、彼は植物人間と化した。もはや死を待つだけのジョーイ。やがて、ジョンや家族にあたたかく見守られる中、ジョーイは少しずつではあるが、回復にむかう。ジョンの試合にも行けるようになったジョーイは、ジョンに誕生日のプレゼントは?と聞く。「1試合に4つのタッチダウン」と答えるジョーイ。これは大変なプレイだ。だが、ジョンは何かに憑かれたように走り、2639ヤードの疾走と、29のタッチダウンの記録を残した。冬が来て、73年度のハインズマン・トロフィー受賞者にジョンが決定する。そしてニューヨークでの受賞式。副大統領をはじめ、名士、報道陣が見守る中、ジョンはトロフィーを受けとった。そして彼は、今まで自分がこうなれたのも、父や母や兄弟のためだとスピーチする。そして彼は言う。「僕が戦うのはフットボールの時だけです。しかし、弟のジョーイは不治の病いと戦っています。このトロフィーはジョーイが受けとるべきです--」と。……それから3年後、ジョーイは静かに死んでいった--。

「ジョーイ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ジョーイ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1977
公開年月日 1977年12月10日
上映時間 98分
製作会社 MTM・エンタープライズ作品
配給 日本ヘラルド映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

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