解説
アービン・H・ミルゲートの原案をセオドア・シモンソンとケイト・フィリップスが共同で脚色、新人アービン・S・イヤワース2世が演出したSFもの。撮影はトーマス・スパルディング、音楽はラルフ・カーマイケルが担当した。出演は「マンハッタン物語」のスティーヴ・マックィーン、アネタ・コーシュー、アール・ロウ、オリン・ホーリンほか。製作はジャック・H・ハリス。
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【DVD】マックィーンの絶対の危機 -デジタル・リマスター版-
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「マックィーンの絶対の危機(ピンチ)」のストーリー
スティーブ(スティーヴ・マックィーン)が恋人のジェーン(アネタ・コーシュー)と星空を仰ぎながら歩いている時、大きな流星が森の中に落ちた。隕石が落ちた地点の近くに住んでいた老人が、その隕石を棒切れでつつくと中からどろどろの液体が出てきた。その液体は老人の手を覆い、激しい苦痛で彼は病院に行ったが、医者も看護婦も、その怪液体にのみ込まれてしまった。それを知ったスティーブたちは警察に告げたが誰も信用してくれないばかりか、2人を不良扱いする始末。夜の町で2人はまた怪液体をみたが、こんどは彼らが襲撃を受け、冷蔵庫の中に逃げこみ難をのがれた。警察が信用してくれないのでスティーブは若い友人達を動員して町民に危機を告げた。デイヴ警部だけが事態に気づき行動を共にしてくれたが、怪液体は町中に出没し、町は恐怖状態に陥った。ピストルも高圧線も怪液体の前では無力に等しい。またもや怪液体に追われたスティーブたちは地下室に逃げこみ、最後の望みを託して消火剤をかけてみた。意外なことに怪液体は次第に退却していくのである。スティーブは冷蔵庫、消火剤など冷たいものに怪液体が弱いのに気がついた。町中の消火剤を集め、一斉にあびせると怪液体は次第に収縮し行動力を失い、小さく固まってしまった。スティーブとジェーンは両親やデイヴ警部と喜びあった。正体不明の液体は冷却されたまま北極海に運ばれた。
「マックィーンの絶対の危機(ピンチ)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「マックィーンの絶対の危機(ピンチ)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1958 |
公開年月日 | 1965年1月27日 |
上映時間 | 86分 |
製作会社 | トニイリン・プロ映画 |
配給 | アライド・アーチスツ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | モノラル |
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