解説
娘を嫁がせる父の心情をユーモラスに描いたヒューマン・コメディ「花嫁の父」(1950)のリメイク。監督は「赤ちゃんはトップレディがお好き」のチャールズ・シャイアー、製作は同作のナンシー・マイヤーズ、「戦慄の絆」のキャロル・バウム、「メーン・イベント」のハワード・ローゼンマンの共同、エグゼクティヴ・プロデューサーはサンディ・ガリン、ジェームズ・オア、ジム・クラックシャンク、脚本はフランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケットとマイヤーズ、シャイヤーの共同、撮影は「愛がこわれるとき」のジョン・リンドレイ、音楽は「プラスティック・ナイトメア 仮面の情事」のアラン・シルヴェストリが担当。
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「花嫁のパパ」のストーリー
今、娘アニー(キンバリー・ウィリアムス)の結婚式が終った。部屋の中にいるのはパパのジョージ・バンクス(スティーヴ・マーティン)。パパは半年前に始まる大騒動を回想していく。半年前、ローマで建築学を勉強していたアニーが久しぶりに帰ってきた。喜ぶパパとママ(ダイアン・キートン)に、アニーはいきなり結婚宣言をしてしまう。彼女の相手はブライアン(ジョージ・ニューバーン)。コミュニケーション・コンサルタントを営む若きエリートで、そのさわやかさにママは大感激。しかしパパは赤の他人に娘を奪われるようで面白くない。そんなパパをよそに、結婚式の段どりは着実に決められていく。披露宴は自宅でのパーティ。おフランス帰り風のコーディネーター、フランク(マーティン・ショート)の提示した予算はベラボーなもの。招待客は500人以上。パパの怒りは爆発するが、ママの説得でついに今後はグチを言わないことを約束する。そして結婚式の前夜、眠れないパパとアニーが語らう庭に、36年ぶりの大雪が積もり始める。翌日、式はとどこおりなく終わった。披露宴は華やかに開始された。しかし、花嫁とダンスを踊ろうとあせるパパは、結局アニーに送る言葉さえ言えなかった。落ちこみのパパ。そのとき、空港からアニーの電話があった。パパはやっと娘に、優しく送る言葉をかけることができた。パパの横にはママがいた。やがて2人はどちらからともなく優雅に踊り始めるのであった。
「花嫁のパパ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「花嫁のパパ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1992 |
公開年月日 | 1992年8月8日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | サンディ・ガリン・プロ作品 |
配給 | タッチストーン=ワーナー・ブラザース |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビー |
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