解説
食と愛をテーマにした小林ユミヲの同名コミックを実写映画化。野菜嫌いのキャリアウーマン・江田マキは、ある日イケメンの美術教師・片山渚と出会い、一方的に恋に落ちる。渚の家にころがり込むことになったマキだったが、なんと渚はゲイのベジタリアンだった。出演は「クリーピー 偽りの隣人」の川口春奈、「僕だけがいない街」の林遣都、「夏美のホタル」の淵上泰史、「脳内ポインズンベリー」の桜田ひより、「ちはやふる」の真剣佑。監督は「ボクが修学旅行に行けなかった理由」の草野翔吾。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「にがくてあまい」のストーリー
容姿端麗で野菜嫌いのキャリアウーマン・江田マキ(川口春奈)は、ある日イケメンの男子校美術教師・片山渚(林遣都)と出会い一方的に恋に落ちる。新しい出会いと同居相手を探していたマキは、ひょんなことから渚の家にころがり込むことに。ところが渚はゲイのベジタリアンだった。ことあるごとに衝突する二人であったが、渚の作る野菜たっぷりの料理に癒されていくマキ。そんなマキが野菜嫌いになった原因は、父親・豊(中野英雄)との確執だった。一方、渚も家族との過去を乗り越えられず苦しんでいた。やがてそれぞれが抱える問題を解決していく中、マキと渚はお互いが“大切な人”へと変わっていく……。
「にがくてあまい」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「にがくてあまい」のスペック
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