園子温という生きもの
そのしおんといういきもの- 上映日
- 2016年5月14日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2016
- 上映時間
- 97分
- レーティング
- 一般映画
解説
「冷たい熱帯魚」などの鬼才、園子温に密着したドキュメンタリー。映画製作のみならず小説や絵、バンド活動に没頭する姿を捉え、「ヒミズ」の染谷将太、二階堂ふみ、女優で妻の神楽坂恵といったゆかりの人物による証言から園子温の実像に迫っていく。監督は「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」の大島新。2014年にMBS『情熱大陸映画監督・園子温』を手掛けたが、地上波では園子温の面白さは伝えきれないと映画化を決断。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画文筆系フリーライター、退役映写技師千浦僚園子温が、このドキュメンタリーを観る者のために、ほどよくそれらしいキャラを演じているのではないかとも思うが、そうだとしても日々創造する人間のドライヴ感があって観... もっと見る
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映画評論家松崎健夫本作は同時期に公開される「ひそひそ星」のサブテキスト的な作品ではない。また、園子温の人生を知るためでもなければ、映画監督という職業が何であるかを考察するためのも... もっと見る
「園子温という生きもの」のストーリー
「紀子の食卓」、「愛のむきだし」、「冷たい熱帯魚」、「恋の罪」、「ヒミズ」、「地獄でなぜ悪い」、「希望の国」、「TOKYO TRIBE」、「新宿スワン」、「ラブ&ピース」……。常に時代を挑発し、世の凝り固まった常識に疑問符を投げかける映画監督、園子温。50歳近くまで、食うや食わず。ニッチなカルト監督だった園子温は、2011年に発表した「冷たい熱帯魚」からわずか5年の間に大きく変容。ヒットを飛ばし、国際映画祭での賞取りの常連になり、女優の神楽坂恵と結婚、そしてある日、敢然とメディアに登場するようになった。さらに小説を書き、絵を描き、バンド活動も行う日々。本作は、そんな彼の姿を捉えながら、「ヒミズ」の染谷将太や二階堂ふみ、別冊『映画秘宝』編集長の田野邉尚人、映画プロデューサーの安岡卓治、アーティスト集団Chim↑Pomのエリイ、そして神楽坂恵といったゆかりの人物による証言も交え“生きもの”園子温に迫っていく。
「園子温という生きもの」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「園子温という生きもの」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 日本 |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2016年5月14日 |
上映時間 | 97分 |
製作会社 | ネツゲン 日活(企画:ネツゲン 日活 制作プロダクション:ネツゲン) |
配給 | 日活 |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://sonosion-ikimono.jp/ |
コピーライト | (C)2016「園子温という生きもの」製作委員会 |
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