ミネソタ大強盗団
みねそただいごうとうだん The Great Northfield Minnesota Raid
解説
西部史に名高いコール・ヤンガーとジェシー・ジェームズを主人公にした新人フィリップ・カウフマンの西部劇。製作はジェニングス・ラング、監督・脚本はカウフマン、撮影はブルース・サーティーズ、音楽はデーブ・グルーシン、編集はダグラス・スチュワートが各々担当。出演はクリフ・ロバートソン、ロバート・デュヴァル、ルーク・アスキュー、R・G・アームストロング、ダナ・エルカー、ドナルド・モファット、ルーク・アスキューなど。
ユーザーレビュー
「ミネソタ大強盗団」のストーリー
1876年、中西部一帯を荒し回っていたコール・ヤンガー(クリフ・ロバートソン)とジェシー・ジェームズ(ロバート・デュヴァル)が率いる一味を免罪にしようという動きがあった。だが、彼らに襲撃され痛い目にあっていた鉄道会社は、州議会の決議をワイロでくつがえす一方、執拗に追手をさしむけた。世間の動きを敏感にキャッチしたコールは銃を捨て、土に返るべきだと思ったが、こういうゴリ押しが通る世の中である以上、自分たちも金で自由を買おうと考えた。広告で見かけたミネソタ州ノースフィールドにある銀行を襲撃しようとジェシーに話すと、彼らはすぐ仲間を引き連れ出発した。ジェームズ兄弟よりも先にノースフィールドへ着いたコールは、牛の買い入れ業者をよそおって銀行家にとり入り、仲間たちを警備員として送り込むなど準備にとりかかる。町ではベースボールなるものに興じたり、蒸気自動車が動くなど、コールたちの目を見はらせた。やがて町に着いたジェームズ一行と合流し、一味は1つになった。襲撃計画をことこまかに説明したコールは、ジェシー、チャドウェルと共に中に入り、残りの部下を外で待機させた。しかし、襲撃は計画通りにはいかなかった。1人が金庫の中に閉じこめられ2人が殺された。一行は追手をまくために、ジェシーの家に身を寄せることにした。しかし、その家もすぐ発見され、外出していたジェシーだけが辛くも助かった。コールは全身に十数発の銃弾を浴びたが命だけは助かった。
「ミネソタ大強盗団」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ミネソタ大強盗団」のスペック
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