海の彼方
うみのかなた AFTER SPRING, THE TAMAKI FAMILY...- 上映日
- 2017年8月12日
- 製作国
- 台湾 日本
- 制作年
- 2016
- 上映時間
- 123分
- レーティング
- 一般映画
解説
日本統治時代に台湾から沖縄県石垣島に移住した一家に焦点を当てたドキュメンタリー。2015年春、念願だった台湾・埔里への帰郷を果たした88歳の玉木玉代たち家族に密着。時代に翻弄された一家の3世代にわたる軌跡と家族愛、八重山台湾人の歴史を追う。台湾が日本に統治されていた時代に沖縄に移り住んだ台湾移民をテーマにした黄インイク監督の長編ドキュメンタリーシリーズ『狂山之海(くるいやまのうみ)』の第1作。一般公開に先駆け、第12回大阪アジアン映画祭特別招待作品部門にて上映(上映日:2017年3月7日、8日)。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映像演出、映画評論荻野洋一戦前に石垣島でパイナップル農場を開墾した台湾移民という、社会の知られざる切り口を提示した点では、正調のドキュメンタリーである。だが映画は題材の良し悪しで決まらな... もっと見る
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脚本家北里宇一郎石垣島に移住した台湾人夫婦。その三世代にわたる家族の軌跡を追う。日本統治下の台湾、戦中・戦後そして現在に至る沖縄の状況の中で、日本人でもなく台湾人でもなく生きて... もっと見る
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映画ライター中西愛子日本統治時代の台湾から、沖縄石垣島へ多くの人々が移住した。その一家族が、時を超えてアイデンティティを探る旅を追ったドキュメンタリー。主人公となる玉代おばあちゃん... もっと見る
「海の彼方」のストーリー
1930年代、八重山農民募集政策により、日本統治時代の台湾から約 60 世帯の農家が沖縄県石垣島に移住。玉木家の人々もまたその一員だった。2015年春、88歳になる玉代は娘や孫たちに連れられ、台湾・埔里への里帰りに向かうことに。台湾人とも日本人とも認められず、時代に翻弄された玉木家の人々は、記憶をたどる旅に出る。
「海の彼方」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「海の彼方」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 台湾 日本 |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2017年8月12日 |
上映時間 | 123分 |
製作会社 | 木林映画(共同制作:シグロ=Atom Cinema) |
配給 | 太秦(提供:木林映画=シグロ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://uminokanata.com/ |
コピーライト | (C)2016 Moolin Films, Ltd. |
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