リベリアの白い血

りべりあのしろいち OUT OF MY HAND
上映日
2017年8月5日

製作国
アメリカ

制作年
2015
上映時間
88分

レーティング
ジャンル
社会派 ドラマ

check解説

リベリア共和国初の政府公認の映画組合と共に制作され、第65回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品された人間ドラマ。リベリアのゴム農園の過酷な労働で家族を養うシスコは、従兄弟からニューヨークでの生活のことを聞き、単身渡米を決意するが……。監督・脚本は、ニューヨークを拠点に活動し、本作が長編デビュー作となる福永壮志。劇場公開に先駆け、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016長編コンペティション部門にて上映(映画祭タイトル「アウト・オブ・マイ・ハンド」)。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映像演出、映画評論
    荻野洋一
    たとえば村上隆が唱えた“スーパーフラット”は現在進行形のフジヤマ=ゲイシャであり、リオ五輪閉幕式で披露されたジャポニスムもその延長線上に... もっと見る
  • 脚本家
    北里宇一郎
    ゴムを採取のオッサン労働者たちがストライキを打つ。女房連はそれを理解できずに「怠けるな」とケツを叩く。ボヤキながらブラブラする亭主たち。そのスケッチが面白く、辛... もっと見る
  • 映画ライター
    中西愛子
    リベリアからNYへ向かった男の物語を、NYを拠点にする日本人監督・福永壮志が長篇デビュー作として製作。経緯も含めてかなり独特だが、丁寧な作りで安定した見応えがあ... もっと見る

「リベリアの白い血」のストーリー

リベリア共和国のシスコ(ビショップ・ブレイ)は、ゴム農園の過酷な労働で家族を養っていた。労働環境の改善に仲間たちと共に立ち上がるが、状況は変わらなかった。そんなとき、従兄弟のマーヴィン(ロドニー・ロジャース・べックレー)からニューヨークでの生活のことを聞いたシスコは、より良い生活のために愛する家族の元を離れ、アメリカへ単身で渡ることを決意する。シスコはニューヨークのリベリア人コミュニティに身を置き、タクシードライバーとして働き出す。移民の現実を目の当たりにしながらも、少しずつこの地に馴染んでいく。しかし、元兵士のジェイコブ(ディヴィッド・ロバーツ)と予期せぬ再会をしたことから、リベリアでの忌々しい過去が蘇ってくる……。

「リベリアの白い血」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「リベリアの白い血」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2017年8月5日
上映時間 88分
配給 ニコニコフィルム
レイティング
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://liberia-movie.com/

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