苦い銭

にがいぜに BITTER MONEY
上映日
2018年2月3日

製作国
フランス 香港

制作年
2016
上映時間
163分

ジャンル
社会派

check解説

「収容病棟」のワン・ビン監督が中国の出稼ぎ労働者を追い、第74回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門脚本賞およびヒューマンライツ賞を獲得したドキュメンタリー。過酷な環境下、縫製工場で働く人々の日常を通し、現代社会の歪な面を浮かび上がらせる。第17回東京フィルメックス特別招待作品(上映日:2016年11月22日、26日)。「アジアシネマ的感性」2024年8/23~9/5シモキタエキマエシネマK2にて上映
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • ライター
    石村加奈
    ヴェネチア映画祭脚本賞受賞の快挙も納得。雲南省から浙江省へ出稼ぎに出る16歳の少女から、少女と同じ縫製工場で働く25歳の女、彼女の夫婦喧嘩の仲裁に入る45歳の男... もっと見る
  • 映像演出、映画評論
    荻野洋一
    フィクションとドキュメンタリーを区別することは無意味だとよく言われる。王兵こそそれを最も実感させる現役の映画作家だ。フレーミングは何かを選択しているはずだが、選... もっと見る
  • 脚本家
    北里宇一郎
    出稼ぎ労働ドキュメタリー。その人間模様をこちらはただ眺める。時として見つめる。金のために働くとはどういうことかと、考えたりもする。親しみのわく人もいれば、通り過... もっと見る

「苦い銭」のストーリー

中国東海岸にほど近い浙江省湖州。縫製工場が建ち並ぶこの街では、多くの女性たちが各地から出稼ぎに来ており、住民の約80%が出稼ぎ労働者である。雲南省出身の15歳の少女シャオミンもまた、縫製工場で働くため、長距離列車に乗ってやってきた。過酷な労働環境下、一元の金に一喜一憂しながら働く人々。そんな人々の日常を、カメラは捉えていく。

「苦い銭」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「苦い銭」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 フランス 香港
製作年 2016
公開年月日 2018年2月3日
上映時間 163分
製作会社 Gladys Glover=House on Fire=Chinese Shadows
配給 ムヴィオラ
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
音量 ステレオ
公式サイト http://www.moviola.jp/nigai-zeni/
コピーライト (C)2016 Gladys Glover-House on Fire-Chinese Shadows-WIL Productions

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