毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。
まいにちがあるつはいまーざふぁいなるさいごにしぬとき- 上映日
- 2018年7月14日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2018
- 上映時間
- 72分
解説
関口祐加が認知症の母との暮らしを撮影したYouTubeの人気動画から生まれたドキュメンタリーシリーズ完結編。母の認知症が最終ステージへ移行。介護する娘の祐加は、長年の両脚の痛みが悪化し、歩行不能に。これを機に、死について考え始める……。YouTubeでの累計再生回数は100万回以上で、本作の前に「毎日がアルツハイマー」と「毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編」が製作された。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志人は必ず死ぬ。若くて元気なうちは他人事だろうが、老いて病を得れば必ず直面する現実だ。アルツハイマーの母の介護をしているうちに、ご自身も股関節手術をした関口監督は... もっと見る
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映画評論家上島春彦シリーズ最終章ということで母親の認知症の病歴等は最小限にして、今回は監督自身も含め、人の晩年というか「差し迫った死」をどう迎えるかにテーマが広げられている。言う... もっと見る
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映画評論家吉田伊知郎シリーズを通して観ているとドキッとさせられる題だが、テーマが〈死〉なのでファイナル。監督自身の全身麻酔手術から幕を開け、監督の母が机に突っ伏しているショットなど... もっと見る
「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。」のストーリー
認知症の母が、意識を失って倒れた。その影響で認知症は最終ステージに進行。一方、介護者である娘の関口祐加は、長年の両脚の痛みが悪化し、歩行不能に陥る。両脚股関節全置換の手術を受けることになったが、“死ぬのを忘れている”と笑う母は、いつ脳の虚血症発作を起こすかわからない状態。“この先、どのぐらい母を支えていけるのだろう?” 祐加は初めて在宅介護に不安を覚える。そんな中、知り合いの高齢女性の死や友人の癌などに直面し、死を意識する機会が増える。命が尽きるその瞬間、“生きてきてよかった”と心から満足できる死とは一体どのようなものなのか。“幸せな死=ハッピーエンディング”を求め、国内外の認知症ケア施設、緩和ケア病棟などを取材、誰もが避けて通れない死について、正面から考えてみる。
「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 日本 |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年7月14日 |
上映時間 | 72分 |
製作会社 | NY GALS FILMS(製作協力:リガード) |
配給 | 「毎アル」友の会=リガード |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://maiaru.com/ |
コピーライト | (C)2018 NY GALS FILMS |
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