解説
『あるいは裏切りという名の犬』のオリヴィエ・マルシャル監督・脚本による実録クライムサスペンス。多額の負債を抱え、倒産の準備を進める会社経営者のアントワヌ。だが、温室効果ガスの排出枠に関する取引の中で金を稼ぐ闇ビジネスを思い付き…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:オリヴィエ・マルシャル 原案:アリ・ハイディ 撮影:アントニー・ディアズ 音楽:エルワン・クルモルヴァン 出演:ブノワ・マジメル/ジェラール・ドパルデュー/イディル・チェンダー/ローラ・スメット
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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89bubble93
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ミャーノフ大佐
レビューでも書いたが、詐欺の手口が斬新だ。普通思いつかないなあと思ったら最後に温室効果ガスの取り引きによる脱税がEUで50億ユーロというから、そこからアイデアを思いついたのかな。それにしてもわずか5ヶ月くらいで数十億ユーロも稼げるかね。
前半は温室効果ガスの取り引きで成功しあっという間に金持になっていく話だが、元手の資金をギャングから借りたものだから、後半はギャングと義父、警察との三つ巴でギャング映画になっていく。そう「スカーフェイス」のおもちゃ版みたいに。
私だったら、ある程度お金を稼いだら危ない事業は誰かに売って、悠々と暮らすんだけどなあ。なんだったら、ほとぼり冷めたら警察に密告したりして。
私がフランス人の顔の判別が出来ないためか、主人公とその周りの人物は見分けがつくんだけど、警察官とかギャングの下っ端とか、義父の下っ端とか、誰が誰だか判らなくて、一体何処と争っているのか判らなくなる。それと、ラスト近く、主人公が義父の家に入り込むのだが、あんなに簡単に入り込めちゃうの?愚父は相当の実力者らしくて、周りにも取り巻きがいるのになんであんなにあっさりと侵入できるのだろう。普通の家を訪問するみたいだ。
日本では未公開とのことなのでこんな変な放題になってしまったのかな。何処が、何が「憎しみという名の罠」か判らない。原題の「カーボン」ではギャング映画って判らないか。
義父を観て、ジェラール・ドパルデューかな?違うかな、太りすぎかな、ドパルデューかな?最後のクレジットでやっぱりドパルデューだった。見るたび太っていっている。
「パリ、憎しみという名の罠」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「パリ、憎しみという名の罠」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | フランス ベルギー |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 0年0月0日 |
上映時間 | 104分 |
配給 | トランスフォーマー |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |