21世紀の資本

にじゅういっせいきのしほん CAPITAL IN THE TWENTY-FIRST CENTURY
上映日
2020年3月20日

製作国
フランス ニュージーランド

制作年
2019
上映時間
103分

レーティング
一般映画
ジャンル
社会派

check解説

ベストセラーとなった経済学書を、著者ピケティ自身が監修・出演を務めて映画化したドキュメンタリー。700ページに及ぶ大著の理論を、映画や小説、ポップカルチャーなどの引用により、分かりやすく解説。21世紀を生きる私たちが知るべき最重要課題とは。監督はドキュメンタリー作家のジャスティン・ペンバートン。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • ライター
    石村加奈
    ポップな音楽と編集で、経済音痴には原作よりとっつきやすい。米英の政治と経済の「物語」は、我が国の未来を暗示しているようで空恐ろしくもなった。一方で13年のベスト... もっと見る
  • 映像ディレクター/映画監督
    佐々木誠
    ここ数年〈たった数人の富豪が世界人口の半分と同等の資産を有している〉といった見出しの記事をよく目にするが、その実態はよくわからなかった。18世紀ヨーロッパの大格... もっと見る

「21世紀の資本」のストーリー

2014年に日本でも発売され、一大ブームを巻き起こした経済学書『21世紀の資本』。フランスの経済学者トマ・ピケティが執筆し、“史上最も重要な経済学書”として世界中から称賛を集めた。その一方で、700ページという超大作のため、完読が難しいことでも有名だ。そこで、著者ピケティ自身が監修から出演まで務め、一般の人も五感だけで理解できるように完全映画化。難しい数式などは使わず、著名な経済学者とともに、本で実証した理論を映像で表現した。「ウォール街」「プライドと偏見」「レ・ミゼラブル」「ザ・シンプソンズ」といった映画や小説、ポップカルチャーなどをふんだんに用いて、過去300年の世界各国の歴史を“資本”の観点から切り取って見せる。“働いてもお金持ちになれないのはなぜか?”、“社会の何を変えなければいけないのか?”……。21世紀を生きる私たちが知らなければならない最重要課題が次々と明かされてゆく。世間に渦巻く格差社会への不満や政治への不信感、誰も教えてくれなかった答えがここにある。昭和の高度経済成長や平成のリーマン・ショックの真相にも迫る必見の経済エンターテインメント。

「21世紀の資本」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「21世紀の資本」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 フランス ニュージーランド
製作年 2019
公開年月日 2020年3月20日
上映時間 103分
配給 アンプラグド(提供:竹書房)
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト https://21shihonn.com/
コピーライト (C)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved

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