解説
「ペンギン・ハイウェイ」を手がけたアニメスタジオ『スタジオコロリド』による長編第2作。周囲から“ムゲ”と呼ばれる中学2年生の笹木美代は、思いを寄せる同級生・日之出賢人に日々アタックを続けるが全く相手にされない。そんな彼女にはある秘密があった。声の出演は「借りぐらしのアリエッティ」の志田未来、「鬼滅の刃 兄妹の絆」の花江夏樹。脚本を「心が叫びたがってるんだ。」の岡田麿里が担当。監督は、「たまゆら」シリーズの佐藤順一と、本作で長編デビューを飾る柴山智隆。
ユーザーレビュー
「泣きたい私は猫をかぶる」のストーリー
いつも明るく陽気な中学二年生の女の子・笹木美代(声:志田未来)。空気を読まない言動でいつも周囲を驚かせ、クラスメイトから“ムゲ”(=無限大謎人間)というあだ名で呼ばれている。だが本当は周りに気を使い、自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。そんなムゲは、想いを寄せる同級生・日之出賢人(声:花江夏樹)に毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった。それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いに行くこと……。実はムゲは、ある夏祭りの夜、お面屋にいた猫の店主(声:山寺宏一)から、それをかぶると猫の姿に変身できるという不思議なお面をもらって以来、猫の太郎として日之出の家に通っていたのだ。普段はクールに振舞っている日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明け、いつしか太郎は日之出の心の支えになっていた。人間のときには距離を取られてしまうが、猫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫になっていることで周囲との関係に思い悩むことのない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。ところが、猫として長く過ごせば過ごすほど、いつしか猫と自分の境界が曖昧になっていくムゲ。そんなある日、再び猫店主が現れ、猫のお面とムゲの顔を交換し、人間を捨て猫として生きるよう迫られる……。
「泣きたい私は猫をかぶる」の映像
「泣きたい私は猫をかぶる」の写真
「泣きたい私は猫をかぶる」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「泣きたい私は猫をかぶる」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス 青春 ファンタジー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 0年0月0日 |
製作会社 | 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会(企画:ツインエンジン/制作:スタジオコロリド) |
配給 | 東宝映像事業部 |
公式サイト | https://nakineko-movie.com/ |
コピーライト | (C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会 |
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