リル・バック ストリートから世界へ

りるばっくすとりーとからせかいへ LIL BUCK REAL SWAN
上映日
2021年8月20日

製作国
アメリカ

制作年
2019
上映時間
85分

レーティング
一般映画

check解説

世界的ダンサー、リル・バックの半生に迫るドキュメンタリー。アメリカ・テネシー州メンフィスのゲットーで育ったリル・バック。チェロ奏者ヨーヨー・マの演奏で踊るその姿を、スパイク・ジョーンズが偶然携帯で撮影し投稿したことから、彼の未来が動き始める。監督は、「ブラック・スワン」の振付師であるベンジャミン・ミルピエを追ったドキュメンタリー『Dancing is Living : Benjamin Millepied』で知られるルイ・ウォレカン。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 文筆家/女優
    睡蓮みどり
    ダンスとはこんなにすごいものなのかと思い知る。血の滲むような猛練習を感じさせない無重力に生きるかのようなしなやかな動き。古典とストリートを融合させた新しいスタイ... もっと見る
  • 映画批評家、東京都立大助教
    須藤健太郎
    物語性が希薄である。むろん良い意味だ。基本は時系列に沿って進んでいくので、展開はやはり成功譚を免れないものの、どこか起伏に欠けているのだ。メンフィスからロサンゼ... もっと見る
  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    リル・バックという人を知らなかった。どういう人かを知るには、いい映画と思う。見れば見るほどすごいダンサーだ。どうやったらあんな動きができるのか。「瀕死の白鳥」も... もっと見る

「リル・バック ストリートから世界へ」のストーリー

全米有数の犯罪多発地域で、キング牧師が暗殺された場所としても知られるテネシー州・メンフィス。そんな街に育ったリル・バックは、幼い頃から抜群の身体感覚を持ち、メンフィス発祥のストリートダンス“メンフィス・ジューキン”にのめり込む。とにかくダンスが上手くなりたいと願った少年は、やがて奨学金を得てクラシック バレエにも挑戦、ジューキンとバレエを融合させ、名曲『白鳥』(『瀕死の白鳥』)を踊る。そのダンスが世界的チェロ奏者ヨーヨー・マの目にとまり、ふたりはチャリティ・パーティーで共演することに。そこに偶然、映画監督スパイク・ジョーンズが居合わせ、リル・バックのダンスに驚愕したジョーンズは携帯で撮影し、その動画をYouTubeに投稿。それがきっかけとなり、リル・バックは世界中の注目を浴び始めるのだった……。

「リル・バック ストリートから世界へ」の映像

「リル・バック ストリートから世界へ」の写真

「リル・バック ストリートから世界へ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「リル・バック ストリートから世界へ」のスペック

基本情報
製作国 アメリカ
製作年 2019
公開年月日 2021年8月20日
上映時間 85分
製作会社 Machine Molle=Tanit Films
配給 ムヴィオラ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
公式サイト http://moviola.jp/LILBUCK/
コピーライト (C)LECHINSKI

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2021年9月上旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 「リル・バック ストリートから世界へ」
2021年8月下旬号 UPCOMING 新作紹介 「リル・バック ストリートから世界へ」

今日は映画何の日?

注目記事