ドクちゃん ―フジとサクラにつなぐ愛―

どくちゃんふじとさくらにつなぐあい
上映日
2024年5月3日

製作国
日本

制作年
2024
上映時間
73分

レーティング
一般映画

check解説

ベトナム戦争で使われた枯葉剤の影響で結合双生児として生まれ、日本の医師らの分離手術を受けたグエン・ドクさんの現在の姿を捉えたドキュメンタリー。日本とベトナムの友好の絆を象徴するドクさんの軌跡を辿る。2023年の日越外交関係樹立50周年と分離手術から35周年を記念して制作。監督はこれまで5大陸33カ国以上を旅し、ドキュメンタリーを制作してきた川畑耕平。
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この作品のレビュー

ユーザーレビュー

  • ミャーノフ大佐

     ベトちゃん、ドクちゃんのことはよく憶えている。ベトナム戦争中、米軍が散布した枯葉剤ダイオキシンの影響で、結合双生児が誕生していたことを知っている。そして分離手術の事も憶えている。ただ、それは1970年代だと記憶していた。おそらくは、ベトナム戦争終結が1975年であり、米軍が枯葉剤を散布しまくっていたのはそれ以前の1960年代だから、当然ベトちゃん、ドクちゃんの件も1970年代と勘違いしていたのだろう。また2人の分離手術も日本で行ったと誤解していた。この映画で、手術がベトナムで行われ、日本が全面協力していた、ということを初めて知った。そしてベトちゃんが分離後、短い期間でなくなったと思っていたが、これも間違いで亡くなったのは2007年だからつい最近のことでだ。私の記憶が何もかも20年くらいずれている。化学物質への規制が叫ばれるようになったのも、このダイオキシンの催奇性から化学物質に対する規制が始まったと認識している。
     で、ドクちゃん(40過ぎの男をドクちゃんというのはどうかと思うが、皆の記憶でドクちゃんなんだなあ)が結婚して子供も2人いることに感謝。そして子供たちが(少なくとも見た目で)遺伝性の被害を受けていないことに感謝。それにしてもあれだけ世界で取り上げられた(日本だけ?)ドクちゃんがギリギリの生活をしていることに驚く。当然国からの手厚い保証がある物と思っていたら、勝手に生きて、という状況なんだ。月並みなんだけど、やっぱり障害を持ちながらちゃんと生きていこうとしている姿に共感する。奥さんも子供たちもしっかりしているし。今、日本でトクリュウで犯罪を行っているバカな若い奴ら、なまじ体がまともなだけに頭がおかしくなってしまっている。障害を持っている人達は一生懸命生きようとしているんだよ。犯罪を行っている連中、もっとまともに生きろよ。

「ドクちゃん ―フジとサクラにつなぐ愛―」のストーリー

日本で「ベトちゃんドクちゃん」の愛称で呼ばれた双子の弟ドクさんは、2024年2月25日で43歳を迎えた。結婚18年目を迎える妻トゥエンさん、双子の我が子フジくんとサクラちゃん、そして自宅で介護をしている義母と共に、一家の唯一の稼ぎ手として暮らしている。ドクさん自身は、今でも深刻な健康問題を抱えて入退院を繰り返している。だがドクさんは、命を弟に託して逝った兄のことを片時も忘れず、平和のメッセンジャーとしての使命を胸に、今日も力強く生きている。

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スタッフ
キャスト役名

「ドクちゃん ―フジとサクラにつなぐ愛―」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2024
公開年月日 2024年5月3日
上映時間 73分
製作会社 Kingyo Films Pte. Ltd.=Ruff Films LLC(制作: Kingyo Films Pte. Ltd.=Ruff Films LLC)
配給 ギグリーボックス
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
公式サイト https://dokuchan-movie.com/
コピーライト (C)2024 Kingyo Films Pte. Ltd.

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