地方大会入賞者（小学校中学年の部）｜映画と育む、コトバとココロ。映画感想文コンクール2021

地方大会入賞者

地方大会優秀賞の方には「表彰状」、
最優秀賞の方には「表彰状とクオカード1,000円分」を
3月中に各学校宛に送付予定です。

小学校低学年の部

小学校中学年の部

小学校高学年の部

中学校の部

小学校中学年の部

▼ 北海道・東北
▼ 関東・甲信越

▼ 中部・北陸
▼ 関西

▼ 中国・四国
▼ 九州・沖縄
▼ 外国

北海道

「相手のキモチ」
恵庭市立和光小学校4学年　長原希成
「ピーターラビット」

埼玉県

うまくいくさ、大丈夫！！
感想文を読む
朝霞市立朝霞第十小学校4学年　弘山真菜
「オリバー！」

大切な仲間
所沢市立荒幡小学校3学年　坂井壱星
「トイ・ストーリー３」

「この世界のかたすみに」をみて
所沢市立荒幡小学校3学年　西脇美怜
「この世界の片隅に」

あきらめない心
戸田市立戸田東小学校3学年　隈田皓貴
「バケモノの子」

千葉県

遠い国の子ども達から学んだこと
感想文を読む
柏市立中原小学校4学年　梅津凛人
「世界の果ての通学路」

竜とそばかすの姫
我孫子市立我孫子第四小学校4学年　伊藤優那
「竜とそばかすの姫」

「ブレイブ群青戦記」を見て
柏市立柏第一小学校4学年　藤田心音
「ブレイブ-群青戦記」

おおかみ子どもの雨と雪を見て
松戸市立根木内小学校4学年　川口藍那
「おおかみこどもの雨と雪」

東京都

森を大切にしたい
感想文を読む
星美学園小学校3学年　横山真奏
「平成狸合戦ぽんぽこ」

やさしさとゆう気
江東区立第四大島小学校3学年　工藤涼
「パディントン2」

ゆめへの通学路
大田区立多摩川小学校4学年　佐島遼樹
「世界の果ての通学路」

かわいいだけじゃないピーター
目黒星美学園小学校3学年　舩橋花和
「ピーターラビット」

茨城県

成長する夏休み
古河市立仁連小学校4学年　中山胡華
「サマーウォーズ」

群馬県

「リメンバー・ミー」をみて
感想文を読む
太田市立北の杜学園3学年　坂入心結
「リメンバー・ミー」

シンデレラに教えてもらったこと
大泉町立東小学校4学年　宇口結絆
「シンデレラ」

たすけあい
大泉町立西小学校3学年　星怜穏
「ファインディング・ドリー」

わたしのすきなズートピア
太田市立北の杜学園4学年　戸塚未夢
「ズートピア」

長野県

スタンドバイミーをみて
感想文を読む
長野市立若槻小学校3学年　秋田玲
「STAND BY MEドラえもん2」

スタンドバイミーをみて
長野市立若槻小学校3学年　松本悠希
「STAND BY MEドラえもん2」

スタンドバイミーをみて
長野市立若槻小学校3学年　越結宇
「STAND BY MEドラえもん2」

栃木県

勇気をもらう
宇都宮市立姿川第一小学校4学年　石川椿彩
「ソウル・サーファー」

静岡県

強く、やさしく、美しい心
感想文を読む
静岡市立清水有度第二小学校3学年　朝倉幸也
「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」

友だちを助けることはすてきだ
浜松市立神久呂小学校3学年　吉山愛津
「あの夏のルカ」

やさしさ
浜松市立神久呂小学校4学年　北嶋青空
「ONE PIECE　ワンピースTHE MOVIEエンドオブチョッパープラス冬に咲く、奇跡の桜」

大切なゆめ
静岡市立竜南小学校3学年　長谷川晴臣
「リメンバー・ミー」

岐阜県

「何だってやってみる！」
感想文を読む
羽島市立竹鼻小学校4学年　淺野智恵
「ズートピア」

京都府

家族の大切さ
立命館小学校4学年　山本玲奈
「ファミリーゲーム」

大阪府

本当の強さは何なのか
感想文を読む
藤井寺市立藤井寺西小学校3学年　安田颯空
「STAND BY MEドラえもん2」

あきらめない心
堺市立金岡南小学校3学年　野島創太
「ズートピア」

すてきな個性ってなんだろう
藤井寺市立藤井寺西小学校4学年　津上遥菜
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE　ワールドヒーローズミッション」

勇気で変えられる未来
未記入　おそらく私立賢明学院小学校4学年　高山侑士
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

兵庫県

両親の想い
感想文を読む
明石市立山手小学校4学年　宮林大知
「STAND BY MEドラえもん2」

岡山県

努力と才のう
感想文を読む
倉敷市立連島西浦小学校4学年　吉井睦月
「モンスターズ・ユニバーシティ」

ほたるのはかを見て
倉敷市立連島西浦小学校4学年　平田拓
「火垂るの墓」

鳥取県

フォードVSフェラーリ
湯梨浜町立羽合小学校3学年　三村昂生
「フォードVSフェラーリ」

広島県

「歌で笑顔に」
英数学館小学校4学年　髙橋結愛
「サウンド・オブ・ミュージック」

なにごともあきらめない
英数学館小学校4学年　勝岡蒼士
「バケモノの子」

徳島県

心の中の剣
感想文を読む
徳島文理小学校4学年　岡本篤典
「バケモノの子」

沖縄県

みせてあなたを
沖縄アミークスインターナショナル小学校3学年　永元七海
「アナと雪の女王２」

鹿児島県

はれときどきSDGS
大崎町立持留小学校4学年　柳原龍臣
「くもりときどきミートボール」

となりのトトロを観て
姶良市立重富小学校4学年　楫ヶ瀬りん
「となりのトトロ」

ニューヨーク

人を信じる事
感想文を読む
ニューヨーク補習授業校4学年　ダベンポートりりあ
「ラーヤと龍の王国」

パズーから学んだ事
ニューヨーク補習授業校4学年　西阪理奈
「天空の城ラピュタ」

学校、学年は受賞当時のものです
※無断転用、掲載を禁じます

小学校低学年の部

小学校中学年の部

小学校高学年の部

中学校の部

小学校中学年の部
最優秀賞

うまくいくさ、大丈夫！！

朝霞市立朝霞第十小学校4学年
弘山真菜

ドジャーの歌う「コンシダーユアセルフ」が大好きです。気楽にいこう、気にするな、うまくいくさ、大丈夫、とポジティブな歌詞のならぶ歌に合わせて、軽やかなステップをふむドジャーを見ているだけで元気がでます。

保護者のいない私くらいの子供達が、悪い大人にしか頼れずにスリやどろぼうの手先になり、ひどい環境でくらしているということには心が痛みますが、ドジャー達の明るさで暗い気持ちにはなりませんでした。オリバーも生まれた時から両親がいなくて、劣悪な環境の救貧院で暮らしています。空腹にがまんができず、おかわりを要求する役をくじびきで決めることになりオリバーは不運にも「ハズレくじ」を引き当ててしまいます。救貧院を追い出される事になったオリバーですが、救貧院を出た事によってオリバーの運命は大きく変わります。ハズレだと思ったけど、オリバーの行動力のおかげで、アタリくじに変わったのです。なんとオリバーは百キロ以上を歩きロンドンへ。そこで明るく前向きなドジャーと出会います。

「オリバー！」を見るまでは、人の人生や幸福度は、その人が生まれた時の環境ですべて決まると思っていました。私は両親もいるし、なまいきでケンカばかりだけどかわいい二人の妹もいます。優しい祖父母もいます。風邪もひかない健康な体です。でも、バレエを習っている友達をうらやましいと感じたり、毎年海外旅行をしている友達もいるのにわが家の旅行は近場ばかりだとくらべてしまいます。お母さんにベッタリ甘えている妹を見ると、ひとりっ子だったらなと思うこともあります。きらいなメニューの日にお母さんに文句を言います。しゅ味の合わないお父さんの見るテレビ番組にケチをつけます。不満ばかりぶつけていて。オリバーのように自分で運命を切り開く行動を起こしていませんでした。

オリバーとドジャーのように、うまくいく、大丈夫、と積極的に前向きに行動しろ、私！！

小学校中学年の部
最優秀賞

遠い国の子ども達から学んだこと

柏市立中原小学校4学年
梅津凛人

ぼくはこお映画を見始めた時、これが本当の話だとは思わなかった。なぜなら、あまりにもぼくの通学とはちがいすぎたからだ。

ケニアのジャクソンは、毎日十五キロの道のりを二時間かけて通学していた。通学路にはぞうなどの野生動物に出会ってしまう所もあり、とてもきけんな通学路だ。

ぼくは通学に二十五分。整備された道を友達とおしゃべりしながら楽しく歩いている。時々、犬に出会うこともあるけれど、きけんな通学路ではない。

映画に登場した他の国の子ども達も四時間以上山道を歩いたり、馬に乗って登校したり、足に障害がある子は、弟達に車いすを押してもらって、必死に学校へ通っていた。

なぜ、そんなきけんな思いをしてまで学校に行くのだろうか。彼らには、かなえたい夢があるからだ。立派な大人になって仕事につき、人々の力になりたいと言っていた。ぼくは、このまま大人になれば普通に仕事につけると思っていたけれど、そうではないのだ。

世界には学校に通えない子ども達がたくさんいるということを知った。原因は家が貧しいことや、性の差別、戦争などだ。同じ地球に生まれたのに、生まれた
国がちがうだけで、くらしがこんなにも差があるなんて思わなかった。ぼくの当たり前は世界の当たり前ではなかった。だから、映画の子ども達は学校で学ぶことに一生けん命だったのだ。友達と、明日も学校で会えること、学べることは特別だという事を忘れてはいけないのだ。

この映画を見て、世界中の子ども達が学校へ通える未来をぼく達はつくっていかなければならないと思った。

「チャンスを生かして。未来に備えるんだ。」というジャクソンの言葉が心に残った。ぼくのチャンスを最大限に生かして、ジャクソンに負けないような立派な大人になろうと思う。

小学校中学年の部
最優秀賞

森を大切にしたい

星美学園小学校3学年
横山真奏

えい画を見始めた時、たぬきが人間や色んな物に化けたり人間みたいに二本足歩行や話をしたりしていておもしろい映画だなと思いました。しかしこのえい画の話は、たぬきたちが人間の自ぜんはかいから自分たちのすみかを守ろうとするため、化けて人間たちにたいこうする物語でした。

一番いんしょうにのこったシーンは、四国から来た長ろうたぬきたちとようかい大作せんをやった所です。でもパレードを見た人間たちはたぬきたちの作せんをこわがるどころか拍手をしてショーのように楽しんでしまいました。もし私が実さいに見ることができたら、私もきっとおまつりみたいで楽しんだと思います。この大作せんでエネルギーを使ってしまい、一人の長ろうが死んでしまいました。いのちがけで多まのたぬきたちを守ろうとしてくれたんだと思いました。

正吉たちが工事げん場で事こを起こした時も三人の人間が亡くなってしまいました。人間でもたぬきでもいのちが失われるのはかなしいです。ゴンタは、あぶない方法ばかりでさい後にはいのちを落としてしましました。だれもいのちを落とさない平和な方法でかい決できていたらよかったなと思いました。

今、日本だけでなく世界中では、森林ばっさいで、年間多くの生物がぜつめつしています。森林ばっさいは、動植物だけでなく私たち人間のくらしにも大きくえいきょうしてきます。その一つが地球温だん化です。二さんかたんそをすってくれる森がなくなることは大きな問題につながります。

えい画の中でたぬきが『人間は自分と同じ動物だと思っていたら神や仏い上の力を持っている。』と言っていました。自分たちのすみかをかんたんにはかいした人間たちのすがたはすごい力を持っているように見えたかもしれませんが、私たち人間も地球にくらす生物の一つだから、森を大切にしていきたいです。

小学校中学年の部
最優秀賞

「リメンバー・ミー」をみて

太田市立北の杜学園3学年
坂入心結

きょ年の春ひいばあがなくなりました。ひいばあがなくなってからリメンバー・ミーを見た時、ひいばあも死者の国に行ったのかなと思ってこのえい画をえらびました。

「リメンバー・ミー」の意味をお母さんにきいたら「わたしをわすれないで」と教えてくれました。なぜこの題名なのかを考えてみました。物語の中で祭だんにしゃしんをかざってもらえないと死者の国でも消えてしまうということとかんけいがあるのかなと思いました。そんな時おぼんでひいばあの家に行きました。おばあちゃんがひいばあとひいじいの話をしてくれました。

「ひいばあはわたしのお母さんのお母さんのお母さんだよ」と。そしてひいばあにもお母さんがいてその人にもお母さんがいるということみたいですがだんだんわけがわからなくなりました。でもご先ぞ様がたくさんいてわたしがいるんだということはわかりました。

このえい画で一番感動したのはさい後に、ミゲルが死者の国でごかいをといてくれたので先ぞみんながなかなおりできて、家ぞくみんなで橋をわったことです。

このことから家族のつながりを大切にしたいと思いました。

小学校中学年の部
最優秀賞

スタンドバイミーをみて

長野市立若槻小学校3学年
秋田玲

わたしは、のび太の家族はいつまでも、きずなでむすばれていて、いろいろな感じょうがつまった家族だと思いました。のび太はなきむしでよわいけれど、どんなことがあっても前につきすすむ強い男の子だと思いました。

わたしはいつものび太くんみたいによわむしで、がんばろうとしてもなかなかいろいろなことができないときがありました。でもこのえい画をみてわたしは少しかわったきがします。お母さんはかいごのしごとをしていて、さいきんやきんが多くなりました。お母さんがやきんのときわたしはいつもさみしくてたまりませんでした。でもこのえい画をみてから、お母さんがお家にいなくてもとおくからみまもっていると考えはじめわたしのさみしい気もちがどこかへいったきがします。わたしがいつもよわむしなすがたをみてお母さんがなぐさめてくれたときがあります。わたしはそのときすごくうれしくて、わたしの家族ものび太くんのような。きずなでむすばれた家族なんだなぁと思いました。

わたしもしょう来けっこんしたらきずなでむすばれた家族をつくっていけたらなと思いました。

小学校中学年の部
最優秀賞

強く、やさしく、美しい心

静岡市立清水有度第二小学校3学年
朝倉幸也

ぼくは、きめつの刃が大好きです。えい画の中で一番心にのこった所は、炭じろうのゆめの中と心の中です。

ゆめの中で、「お兄ちゃん」と家族からたよりにされ、みんなで助け合ってくらしている所がよいなと思いました。大正時代の家には、電気やガスや水道がないから、お風ろの手つだいも大へんです。山で木を集め、川に水をくみに行き、火を使ってお湯にします。炭じろうは、炭をやいて売りに行く仕事もするし、弟や妹にやさしいお兄さんです。ぼくは、弟とケンカになるとついトゲトゲ言葉を使ってしまいます。炭じろうの家族は、みんなフワフワ言葉で相手を思いやっていて、見習いたいなと思いました。

炭じろうの心の中は、温かく、青い空と水面が広がっています。びょう気で心の元気もなくしてしまった男の子が、おにによいゆめを見せてもらうために、心の中心をこわそうとさがします。すると、光る小人たちが心の中心を教えてくれます。男の子は、美しくてやさしい心に感動し、心の元気をとりもどしました。

炭じろうは、大切な家族を失い、妹がおにになってしまうという、つらい事があったのに、心はずっと美しい。妹を人間にもどすという目ひょうに向かって、いつもど力をしています。そんなすがたが、たくさんの人の心を元気にしたのだと思います。

今、コロナというおにのようなウィルスが世界中の人々をくるしめています。おにとのたたかいが長引き、元気をなくしてしまいそうな時、「あきらめないで！家族やなか間ときょう力してがんばろう！強く美しい心を持って前にすすもう！」という、えい画のメッセージがたくさんの人たちにとどき、大ヒットしたのだと思います。ぼくも、炭じろうのような心を持って、コロナにかちたいです。

小学校中学年の部
最優秀賞

「何だってやってみる！」

羽島市立竹鼻小学校4学年
淺野智恵

私は「ズートピア」を観て、感動した所が三つあります。

一つ目は、草食動物の小さいウサギのジュデイが警察官になるという夢を持ち続け、警察官になることができた後も努力し続けた所です。私にも将来、薬ざいしになりたいという夢があります。竹鼻小学校の校長先生は、夢を持つことが大事だと、私が小学校へ入学したときから、ことあるごとに、大きな声でみんなに言ってくれます。それを自分の手で、実現させていくための新しい一歩にチャレンジすることが大切です。私は、今年の夏休みに、四年生の仲間がどんな夢を持って、何に取り組んでいるのかを調べ、統計グラフで発表したいと思い、アンケートを作りました。そして、四年生全クラスをまわり、自分の言葉で、アンケートに協力してもらえるようによびかけることにチャレンジしました。

二つ目は、へん見と差別にあいながらも、ジュデイとキツネのニックが、支えあいながら、信らいできる仲間となっていく所です。警察の中でも、ボゴ署長は、最初、ジュデイに重要な任務をたのまず、見下していました。ニックも、キツネはみんなずる賢いと頭から悪者扱いされ、夢を忘れていました。それでも、ジュデイとニックが協力して事件を解決していくうちに、友情がめばえ、ニックも警察官の仲間となった所に感動しました。

三つ目は、ニックがやなやつからいいやつに変わった所です。過去にトラウマがあっても、意志さえあれば、誰でも変われることを学びました。私は、みんなの前で、大きな声で発表したりすることが苦手です。でも、自分の言葉で、四年生の仲間に、アンケートの協力をたのんでまわることにトライすることで、自分を変えていきたいと思いました。トライエブリシングの歌の「誰だって失敗して学んでいく。」に勇気をもらったからです。

小学校中学年の部
最優秀賞

本当の強さは何なのか

藤井寺市立藤井寺西小学校3学年
安田颯空

このえい画を見て一番感動したところは、のび太がけっこんしきにもどってきてスピーチをした所です。子どもの時からドラえもんにたよってばかりののび太は、大人になってもぜんぜんしっかりしていなくて自分に自信がなくて自分のけっこんしきなのににげてしまいます。ぼくは、心の中で「どこ行ってるんだろう。」と心配しました。えい画を見ていくうちに、自分がしずかちゃんのことを一生しあわせにできるのかとかしずかちゃんにとって本当にふさわしい男なのかとかとてもふ案になっていたのだなとのび太の気持ちが分かりました。

けっこんしきのスピーチでののび太は、「お父さんとお母さんがきたいした通り学しゃにもスポーツマンにもなれなかったけどしずかちゃんとしあわせな家ぞくを作る自しんはあります。」とスピーチします。ここのシーンを見て、ぼくはのび太は、小さいころから弱虫ですぐなくし0点ばかり取ったりする子だけど、のび太のお父さんが「のび太」という名前にこめたねがいの通りのびのび育ってすなおでやさしくそしてとてもたくましい大人になったなと思いました。また、さい後のシーンでおばあちゃんが、「のびちゃんは、本当の強さを、もっているんじゃないかい。」と言います。ぼくは、このえい画を見おわった時のび太のスピーチとこのおばあちゃんの言葉がわすれられませんでした。

本当の強さとは、けんかにかったり100点ばかり取れたりすることではなくて人にやさしくしたり大切な人や自分を守りぬいたり自分にまけないことなんだろうなと思いました。ぼくも本当の強さのある人になれるようにがんばろうと思います。

小学校中学年の部
最優秀賞

両親の想い

明石市立山手小学校4学年
宮林大知

ぼくが「ドラえもん
STAND BY ME 2」を見たいと思ったのは、面白そうだと思ったからですが、面白いだけではなく、とてもいい心温まるお話でした。

のび太は自分の名前がきらいで、「もっとかっこいいのにしてほしいや。」と言っていましたが、タイムマシンに乗って、のび太た生まれた時の両親のもとへ行き、名前の意味やのび太がしょう来どんな子に育つかを、話し合っているのを聞いて、自分の名前が好きになりました。のび太の名前の意味は、「すこやかに大きく、どこまでものびてほしい。」という願いがこめられていました。

ぼくは、のび太の名前の意味を聞いて、「大知」という名前には、どんな意味があるのだろうと思いました。ぼくの両親に「大知の名前の意味って何～？」と聞いたところ、「大知の大は大きく勇ましくなってほしい。大知の知は知しきや知えをつけて、人の役に立てるようにという意味やで。」と教えてくれました。

自分の名前の意味を聞く前は、何も思っていませんでしたが、名前の意味を知り、ぼくの名前には、ちゃんと意味があるんだなあと思いました。

のび太のお父さんやお母さんはのび太が、しょう来どんな風に成長するか、とても楽しみにしていました。

「社会のために役立つ人間になってほしい。」とのび太のお父さんが言っていました。

ぼくもしょう来、人の役に立つ仕事をしたいと思いました。

小学校中学年の部
最優秀賞

努力と才のう

倉敷市立連島西浦小学校4学年
吉井睦月

このえい画は、主人公マイクがモンスターズユンバーシティに入学して、仲間と協力することの大切さを学び、さまざまな苦なんをのりこえるお話です。

えい画の中では努力するマイクと、才のうのあるサリーを対比して表げんしています。ぼくは習い事をしていて、友達の中には才のうがあってすごい人もいます。ぼくは運動がとく意ではないけれど、努力を続ければ目標にとどくと信じているし、マイクのように才のうに関わらず、努力するしせいを見習いたいです。

また、チーム一丸となって大学一のこわがらせサークルになるところは、自分も参加しているかのようにワクワクしました。ぼくはよく休み時間に友達とドッヂボールをします。ぼくはボールをよけるのはとく意だけど、投げるのも取るのも苦手です。でも、コツを教えてもらったり、休日に練習したりして、少しずつできるようになりました。だれか一人が上手でも、チームのみんなと協力しなければ勝つことはむずかしいと思います。マイクやサリーのように、飛びぬけてできる人も必要だけど、みんなのとく意なことをのばして、苦手なことを手助けすることで大きな勝利をえることができるのだと思いました。

このえい画では、マイクがゆめや目標に向かって、ひたすら努力するすがたがえがかれていて、とても勇気づけられました。また、人の良いところをみとめられているか、いろいろな目線で物事を見ることができているか考えさせられました。みんながマイクのようにできていたら、ケンカをしながらも仲良く楽しくすごせると思います。努力することの大切さをわすれず、自分にできることを一生けん命がんばろうと思いました。小さな努力をつみ重ねて、いつかぼくも大きなゆめをつかみとりたいです。

小学校中学年の部
最優秀賞

人を信じる事

ニューヨーク補習授業校4学年
ダベンポートりりあ

私はラーヤみたいに友達にうそをつかれた事があります。とてもかなしくて、くやしかったです。ラーヤもきっと同じ気持ちだったはずです。ラーヤはそれからだれも信じられなくなり、ひとりで国をまもるために旅に出る事になりました。ひとりでも戦おうとしたラーヤは、とても勇気があると思いました。私だったら国をまもりたくてもこわくてあきらめてしまいそうです。旅のと中で、ラーヤは信じられる仲間をふやす事ができて、とてもうれしかったです。

ラーヤと反対に、ドラゴンのシスーはすぐに人を信じます。助けてくれたと思っていた人が、シスーをだましたと分かった時は、とてもかなしかったです。でも、こまっている時に助けてくれた人はだれでも信じてしまいそうです。やさしい人だと思ってもだまそうとしている人がいるということが分かったので、これからは信じていい人かどうか気をつけないといけません。

自分をうらぎった友達を、まだ心から信じるのはむずかしいけれど、ラーヤがナマーリを信じたのはすごく勇気があると思いました。またうそをつかれるかもしれないし、またかなしい思いをするかもしれないからです。私は一回しかうそをつかれていないけれど、ラーヤが何回も同じ人にいじわるをされたのを見ていると、心がいたみました。それでも最後にはナマーリを信じたのです。私もがんばって友達をまた信じようと思います。

小学校中学年の部
最優秀賞

心の中の剣

徳島文理小学校4学年
岡本篤典

ラスト30分。涙が次から次へとあふれて止まらず、心がぎゅっとなった。母に聞こえないようにしばらく部屋にこもっていた。

ぼくの母はとてもきびしい母だ。小さいことも心配しすぎるところもある喜怒哀楽の強い母だ。そんな母の言葉に最近はイライラすることも多い。母は反こう期だというが、ぼくは分からない。

ぼくはくまてつを見て、母とにている、と思った。くまてつは強くていつもまっすぐで久太にいろんなことを教えようとする。そして心配しょうだ。それから、反こう的なところがぼくと九太はにている。

ぼくは最近、何をしてもうまくいかないことが多い。何か月も努力した英語のスピーチコンテストで、どんなにぼくなりにもがいてももがいても、結果が出なかったある日、うまれてはじめてくやしくて涙が出た。母はぜったいに、泣いて終わるな、がんばれ、と強く言うと思ったが、くやしくて泣くぼくを見てポロポロと泣きながら「くやしいね、でもくやしいと思えたことが成長だ」と言った。

ぼくはその時、もがくこと、努力することの大切さをふかく理解できた。くやしくてできた心のあなをうめてくれたのは、ふだんあんなにもイライラさせられる母だった。

九太の心のあなを、自分が剣となり、うめたくまてつの姿を見て、その時の母と重なって見えた。

「あぁ、こういうことを愛というんだ。」

と、ぼくは思った。母とくまてつの「強さ」は、そこに「愛」があるからで、その「愛」があるから、ぼくも九太も「強く」なれるんだなと思った。

こんな風に、知らない間に、母がぼくの心の中の剣となり、ぼくを支えてくれているから、この先どんなに苦しくても努力して乗りこえていける。そしていつか、くまてつや母のように誰かの心の剣に、ぼくもなりたい。