地方大会入賞者（小学校高学年の部）｜映画と育む、コトバとココロ。映画感想文コンクール2021

地方大会入賞者

地方大会優秀賞の方には「表彰状」、
最優秀賞の方には「表彰状とクオカード1,000円分」を
3月中に各学校宛に送付予定です。

小学校低学年の部

小学校中学年の部

小学校高学年の部

中学校の部

小学校高学年の部

▼ 北海道・東北
▼ 関東・甲信越

▼ 中部・北陸
▼ 関西

▼ 中国・四国
▼ 九州・沖縄
▼ 外国

北海道

大好きな海の生き物を守りたい
札幌市立伏見小学校5学年　伊藤晏理
「驚き！海の生きもの超伝説劇場版ダーウィンが来た！」

宮城県

君の膵臓をたべたいを見て
感想文を読む
石巻市立万石浦小学校5学年　阿部結羅
「君の膵臓をたべたい」

「サイダーのように言葉が湧き上がる」
村田町立村田小学校6学年　長谷川颯亮
「サイダーのように言葉が湧き上がる」

ビックヒーロー六の絆
石巻市立万石浦小学校6学年　佐藤成美
「帰ってきたベイマックス」

埼玉県

人が亡くなるということ
感想文を読む
星野学園小学校5学年　山田蘭
「君の膵臓をたべたい」

人生、犬生、猫生
越谷市立弥栄小学校　6学年　田中優花
「犬部！」

自分の役割や仕事
川口市立並木小学校5学年　倉田葵
「ハドソン川の奇跡」

私が見つけた道標
さいたま市立上木崎小学校6学年　花田心美
「グリーンブック」

千葉県

どうして私は学ぶのか
感想文を読む
柏市立柏の葉小学校6学年　田中まひろ
「風をつかまえた少年」

聲の形
松戸市立北部小学校6学年　一ノ関萌衣
「聲の形」

うまーくいーく
松戸市立小金小学校6学年　吉田渚沙
「きっと、うまくいく」

かけがえのない時
柏市立富勢小学校6学年　鈴木優希奈
「時をかける少女」

東京都

今ある奇跡
感想文を読む
慶應義塾幼稚舎6学年　鈴木惠麻
「水上のフライト」

「インターネット」の怖さ
白百合学園小学校6学年　白川薫子
「竜とそばかすの姫」

「あの夏のルカ」を観て
町田市立小山中央小学校5学年　小山悠仁
「あの夏のルカ」

神奈川県

私の目標
川崎市立梶ヶ谷小学校6学年　岡田凜乃
「竜とそばかすの姫」

この世界の片隅にを見て
横須賀市立城北小学校5学年　田中一路
「この世界の片隅に」

茨城県

「サマーウォーズ」を見て
感想文を読む
坂東市立生子菅小学校6学年　板垣穂乃花
「サマーウォーズ」

海とは何なのか
つくば市立竹園西小学校6学年　大橋愛実
「オーシャンズ」

群馬県

相手を思う心
感想文を読む
太田市立北の杜学園5学年　岡部諒
「漁港の肉子ちゃん」

「聲の形」を見て考えたこと
大泉町立東小学校6学年　川上陽愛
「聲の形」

ボスドッグベイリーベイリーベイリー
大泉町立東小学校6学年　石倉梨多
「僕のワンダフル・ライフ」

「もののけ姫」を見て
玉村町立玉村小学校6学年　春山葵虹
「もののけ姫」

新潟県

真の親友と共生の大切さをしる映画「ピーターラビット」を鑑賞して
感想文を読む
粟島浦村立粟島浦小学校5学年　菊池芙優
「ピーターラビット」

大切な人を守る力
新潟市立葛塚小学校5学年　横山咲奈
「るろうに剣心」

本当の強さ
粟島浦村立粟島浦小学校5学年　中村さあな
「バケモノの子」

長野県

美しい来未のために
感想文を読む
岡谷市立上の原小学校6学年　岡田陽菜
「映画　クレヨンしんちゃん　オタケベ！カスカベ野生王国」

仲間の大切さを教えてくれた映画
岡谷市立上の原小学校6学年　小池夏美
「ハリー・ポッター」

いつもそばにいてくれる大切な友達
岡谷市立上の原小学校5学年　吉田陽翔
「STAND BY MEドラえもん」

栃木県

自分が生まれてきたわけと使命
宇都宮市立姿川第一小学校6学年　近藤理桜
「僕のワンダフル・ライフ」

静岡県

森の中のエール
感想文を読む
静岡市立清水有度第二小学校6学年　望月あかり
「羊と鋼の森」

もののけ姫が伝えたい事
静岡市立竜南小学校5学年　深澤陽彩
「もののけ姫」

大切な命
磐田市立豊浜小学校5学年　西島虎志
「火垂るの墓」

映画はぼくの学び
静岡市立清水有度第二小学校6学年　月川悠希
「スター・ウォーズ　スカイウォーカーの夜明け」

愛知県

トムとジェリーを見て
感想文を読む
名古屋市立滝ノ水小学校6学年　西野遼也
「映画トムとジェリー」

フェンスの向こうはアメリカ
名古屋市立上名古屋小学校5学年　多和田琴
「小さな恋のうた」

ジョージが教えてくれたこと
愛知教育大学附属名古屋小学校5学年　三浦大生
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

岐阜県

本当に美味しい食べ物とは？
感想文を読む
岐阜市立鷺山小学校5学年　恩田寧久
「くもりときどきミートボール」

大阪府

評価以上の面白さ
感想文を読む
藤井寺市立藤井寺小学校6学年　大東陽菜子
「鋼の錬金術師」

九人に一人の学校
寝屋川市立第五小学校5学年　勝浦莉夏
「世界の果ての通学路」

兵庫県

命をかけた母のバトン
感想文を読む
甲南小学校5学年　井野上碧泉
「はなちゃんのみそ汁」

「炭治郎が教えてくれたこと」
姫路市立豊富小中学校6学年　堀井萌乃
「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」

本当の友達
仁川学院小学校 5学年　沢井惺
「15時17分、パリ行き」

滋賀県

「思い出のマーニー」を観て
感想文を読む
滋賀大学教育学部附属小学校6学年　馬場莉子
「思い出のマーニー」

和歌山県

ありがとう、ベイマックス。
智辯学園和歌山小学校5学年　林千尋
「ベイマックス」

岡山県

新しいとびらの向こうへ
感想文を読む
鏡野町立奧津小学校6学年　小原清花
「君の膵臓をたべたい」

私達の生きる世界
倉敷市立連島西浦小学校6学年　福永美乃莉
「竜とそばかすの姫」

広島県

思いから生まれる自信
感想文を読む
福山市立駅家小学校6学年　田島遙
「聲の形」

人生初！インド映画
呉市立阿賀小学校6学年　日丸旺治郎
「きっと、うまくいく」

本当の幸せ
呉市立阿賀小学校6学年　津曲美和
「グッド・ウィル・ハンティング／旅立ち」

こんな夜更けにバナナかよを見て
福山市立常石小学校5学年　神原星奈
「こんな夜更けにバナナかよ」

福岡県

「もののけ姫」が教えてくれたこと
志免町立志免西小学校6学年　紙地琥太郎
「もののけ姫」

熊本県

「この世界の片隅に」を見て
熊本市立帯山西小学校5学年　安永帆花
「この世界の片隅に」

ハイキューを観て
多良木町立久米小学校5学年　金子望愛
「ハイキュー！！才能とセンス」

沖縄県

ジャングルの冒険
沖縄アミークスインターナショナル小学校5学年　山内瑠姫
「ジャングル・クルーズ」

鹿児島県

のび太とぼく
西之表市立現和小学校6学年　榎本春馬
「STAND BY MEドラえもん2」

ニューヨーク

きっとだれかと　つながる日
感想文を読む
ニューヨーク補習授業校6学年　金太悟
「君の名は」

煉獄さんを忘れずに
ニューヨーク補習授業校6学年　劉恵里那
「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」

猫の生活も楽ではない
ニューヨーク補習授業校5学年　川上聖苗
「泣きたい私は猫をかぶる」

学校、学年は受賞当時のものです
※無断転用、掲載を禁じます

小学校低学年の部

小学校中学年の部

小学校高学年の部

中学校の部

小学校高学年の部
最優秀賞

君の膵臓をたべたいを見て

石巻市立万石浦小学校5学年
阿部結羅

このタイトル名を聞いた時、なんだかすごいインパクトがあり、いったいどんなストーリーなのかと気になったのが私がこの映画を見ようと思ったきっかけです。「君の膵臓をたべたい」という一見不気味なタイトルに反して、見終わってみれば、生きることの大切さについて深く考えさせられた映画でした。

膵臓の病で余命僅かと宣告された高校生桜良と、全く人と関わろうとしないクラスメイト春樹。性格が正反対の二人ですが、交流するうちに、だんだん心が通い合う仲になってきます。その矢先、桜良が事件に巻き込まれて死んでしまう。見ていく中で、いく度となくおどろかされる作品でした。

余命一年と宣告されているのにも関わらず、明るく過ごしている桜良の姿が印象的で、もし自分だったら桜良のように明るくできないだろうな、と思いました。

「私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では、私も君も変わりないんだよ、きっと。」

という桜良のセリフを聞いた時、私ははっとしました。たいていの人はきっと、明日も当然のように来ると思って、なんとなく日々を過ごしていると思います。しかし、桜良の考えはちがいます。病気になって絶望するのではなく、人生はいつ終わるか分からないと思って、毎日を大切に過ごしている桜良の生き方に、とてつもない強さを私は感じました。そして、私も一日一日を大切に過ごさなくては、と感じるようになりました。

春樹は、まさか桜良が病気ではなく、事件で死んでしまうとは思ってもいなかったと思います。だけど、桜良の死をきっかけに、人と向き合っていくようになったり、友達を作ろうとしたりする春樹の姿を見て、春樹は桜良との出会いで、まちがいなく別人のように性格が変わったと思います。人はいつ死ぬか分からないからこそ、今を大切に生きること、人とのつながりを大切にしていくことをこの映画から私は学びました。

小学校高学年の部
最優秀賞

人が亡くなるということ

星野学園小学校5学年
山田蘭

「病気がわかってからお父さんはどういう気持ちだったのかな。」
この映画を見て、お父さんのことを強く思い出しました。お父さんは、私が二年生の時に病気で亡くなりました。一緒に花火をしたり、かき氷を作ってくれたり、ふつうに過ごしていました。でも病気が発覚してからは、治りょうや入院でとても辛そうに見えました。

桜良と同じように、お父さんも私達に手紙を残してくれました。私あての手紙には、私の名前の由来やこれからも優しい人になってほしいと書いてありました。手紙を残してくれたことがとてもうれしかったです。

膵臓病で余命一年と診断されていた桜良は、病気ではなくさされて亡くなりました。とつ然亡くなったら、桜良やお父さんのようには手紙は残せません。人が亡くなるということは、とても辛く悲しいことですが、それがとつ然で何も残せないことは、亡くなった本人も周りの人ももっとくいが残ると思います。手紙を残せた桜良やお父さんは良かったと思います。

お父さんを亡くしているので、私は人が亡くなるということが他の人よりも身近だと思います。でも、この映画を見るまで、私自身が亡くなる時のことは全く想像していませんでした。桜良が、「私も君も、一日の価値は一緒だよ。」と言っていました。人間はいつ亡くなるかわかりません。だから私はこれからもっと一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

「お父さんへ
私はお父さんが願っている様な優しい人になれているかな。人に優しくすると優しさが返って来るよね。周りの人も自分も大事にして、これからも楽しい毎日を過ごせるようにがんばるね。ずっと見守っていてね。五年生の蘭より」

小学校高学年の部
最優秀賞

どうして私は学ぶのか

柏市立柏の葉小学校6学年
田中まひろ

私は、なぜ学ぶのだろう。風車を作るという目的を持って、何があっても勉強し続ける主人公ウィリアムを見て、そう思いました。

ウィリアムは、干ばつのため学費を払えなくなり、中学校を退学させられます。しかし、諦めずに担任と図書の先生に頼み込み、学校の図書館にこっそり通わせてもらい、独学で風力発電ができる風車の作り方を学んでいきます。やがて、耳を貸してくれなかった村人たちも、村を救おうとするウィリアムに心を動かされ、みんなで協力し、風力発電で畑に水を引く事に成功するのです。

特に印象的だったのは、ウィリアムが退学後も学校の図書館にかよっていることが校長先生にバレてしまった時に、図書の先生が彼をかばうところです。

ウィリアムを追い返した校長先生は、ルールを守るという点で正しく、図書の先生は、ウィリアムに勉強する場を提供するという点で親切だと思いました。

けれど、母と話したりするうちに、こんな考えも浮かんできました。ルールを守ることだけが正しいのか、場を提供することも正しいのではないか。また、同じように退学になった子たちにとっては、ウィリアムだけを特別扱いしないのは、公平性という点で、親切といえるのではないか。

考えれば考えるほど、正しさも親切もひとつではなく、いろいろあり区別しづらいこと、迷うことも多いと思いました。

だから私は、何が正しいのか、何が親切なのか、自分なりに考え、そのときどきで選び、行動できるようになるために学びたいと思いました。

そして、ウィリアムのように、私にとっての「風車を作る！」を見つけ、それを実現するために、学んでいきたいと思います。

小学校高学年の部
最優秀賞

今ある奇跡

慶應義塾幼稚舎6学年
鈴木惠麻

高校生のはるかは、高飛びのオリンピック候補選手だった。しかしある日、事故にあい、一瞬ではるかの夢はこわされた。せきずい損傷による下半身麻痺で高飛びに必要な足が使えなくなり、はるかの人生はどん底におちいった。

もし、自分がはるかと同じ状況だったらどうだろう。私が大好きなダンスは踊れなくなってしまうだろう。一人ではなにもできず、だれかの助けが必要となってしまうだろう。もしかしたらそんな自分がとてつもなくきらいになってしまうかもしれない。それは想像するだけでも苦しいことだ。

ひょんなことからはるかはカヌーに挑戦することになる。負けずぎらいなはるかは、自分より早くこぐ人がいると、本を読んだり練習をしてどんどん速くなって行った。そしてパラリンピックを目指すことにした。

私はこの作品を見ていくつか気付かされたことがあった。夢中になれることや努力することは大切、くやしいと思う気持ちがあれば次へ進める、など。でもそんな中、私が一番大事だと思ったのは「今ある奇跡」に感謝することだった。私や私の家族、友達はみんな両手両足があり、何不自由なく生活している。世界には七人に一人が心や体に障害を持っているといわれている。私のクラスは三十六人のため、約五人が障害を持っていてもおかしくはない。だがクラスメートは全員健常者だ。これはもしかしたら奇跡と考えた方が良いのかもしれない。

今パラリンピックがおこなわれている。テレビをつけたら、両腕がなく両足の長さが異なる水泳の山田美幸選手が泳いでいた。私はその姿を見て感動した。そして山田選手が私とさほど変わらない十四才というのにもおどろいた。本当にかっこよく、元気をもらった。

私もはるかや山田選手のようになにか夢中になれる物を見つけ強い心を持ちたいと思う。

小学校高学年の部
最優秀賞

「サマーウォーズ」を見て

坂東市立生子菅小学校6学年
板垣穂乃花

私はインターネット上で生まれる友情や絆なんて意味のないものだと思っていました。

LINE・Twitter・InstagramなどのSNSと呼ばれるものが生まれて私たちの生活は劇的に変わったと思います。

これまで私たちは、インターネットには日常で必要不可欠な大事な連絡や報告など、私の生活で必要というメリットがある反面、目には見えないとても大事な何かを奪われてしまうというデメリットがあるのではないかと考えていました。

そんな時、私はこの映画を見ました。バーチャル世界で起きた問題に、現実世界の人々がまるで今日が地球最終日と思っているのではないかと思うほど必死で空想の敵と戦っていました。その姿を見て不意に浮かんだのは、どうして人はここまでインターネットの世界に入ろうとするのかという疑問です。

今の世の中には、嘘か本当か分からない情報が吹きこぼれのようにあふれています。最近では、ネット依存・ゲーム障害といった中毒的なことがテレビでよく聞くようになりました。

私は、インターネットは、一つの強力な武器だと思っています。それは、海をこえたつながりです。遠くはなれた人と話ができるけい帯電話が生まれ、それは10年ほど経てば、日本だけではなくGoogleのほん訳機能があればはるか遠くの外国の人たちまで電話やメールが届くようになっています。

しかし、一度でもやり方を間ちがえてしまうと自分はもちろん周りの家族や友人までトラブルにまきこんでしまったりしまいます。そこがインターネットの一番のきょうではないでしょうか。この映画が教えてくれたことは、それは、インターネットはやり方を正しくすると自分の人生をよりかがやかせることができる素晴らしいものだと思いました。

小学校高学年の部
最優秀賞

相手を思う心

太田市立北の杜学園5学年
岡部諒

明石家さんまさんが、この映画をき画したことできょう味を持ちました。

「ふ通が一番ええのやで。」は主人公の肉子ちゃんがよく言っていた言葉です。ぼくにはこの言葉の意味が分かりませんでした。なぜなら、何でも特別な方がいいと思っていたからです。お母さんにどう思うか聞いてみたら、「コロナになってみんなの生活はどうなったかな。」と聞かれたので考えてみました。今まではふ通にできていたプールや運動会、旅行などができなくなってしまい、がまんが多く、ストレスがたまる生活になっています。当たり前だと思っていたコロナ前の生活が、今はできなくなっていることを思うと、「ふ通が一番いい。」の言葉の意味が何となく分かります。大事なことは、状きょうに関係なく、前向きな気持ちを持つことです。気持ちの持ち方で生活は明るく、楽しくできるということを肉子ちゃんから教えてもらいました。

他にも、この作品は、色々な人物が登場します。特に印象に残ったのは、二宮くんです。この子は、自分の意思とは関係なく顔が動いてしまう、変わったところのある子です。自分と違うだけで、「変な人」だと思いこんでしまいますが個性だと受け入れることが大事なことです。外見や行動だけで決めつけないで、まずは自分から声をかけてみたり、同じことをやってみたりすることで相手の気持ちに近づき、みとめてあげるところから始めていきたいと思います。

この作品を見た最後に「家族」について考えてみました。今まであまり深く考えたことがなかったので、ちょっとなやんでしまったけれど、ぼくにとってはい心地のよい、安心できる場所です。

小学校高学年の部
最優秀賞

真の親友と共生の大切さをしる映画「ピーターラビット」を鑑賞して

粟島浦村立粟島浦小学校5学年
菊池芙優

おそらく私は今、ピーターラビット病にかかっている。電線に止まる小鳥はラップを刻みながら踊り、前を横切る猫は鼻歌を歌い、公園を散歩する犬は私に話しかけているのではないかと思い、つい、身構えてしまう。鑑賞を終えてからそんな症状を引きずっている。

私は、小さい時から動物と話せるようになることにあこがれをもっている。映画「ピーターラビット」は、そんな私のあこがれを笑いありで描いてくれた素敵な作品だ。

まず、この映画はイギリスのある地方で仲間と暮らすウサギのピーターと心優しい女性で個性的な画家のビワの隣に大都会のロンドンから神経質なマクレガーが越してきたところから物語が動きだす。いたずら好きのピーターと動物嫌いなマクレガーのバトルがコミカルに繰り広げられる。そんな二人もビアの前では仲良しのふりをする。けんかをするときは素の自分が出しているが、ビアには良い姿を見せたいのだ。そんな共通点に気づいた二人はお互いを深め合い、最終的に友情を築き上げるのだ。

二人は、私に本当の友のあり方を教えてくれた。親しいだけが親友ではない。ありのままの自分でいられる関係こそが真の親友である。つまり、親友ではなく真友こそが本当の友のあり方であるということだ。

この映画は今の自分と重なるところが多い。今年から東京の親元を離れ、自然豊かな粟島での寮生活をはじめた。マクレガーと似た立場だが、私は自分自身とのバトルで日々発見の連続だ。最大の発見は「人は一人では生きていけない」ということだ。都会であれ地方であれ、人であれ、動物であれ、環境や立場が違っても変わらず大切なことは共に生き、良き関係をつくっていくことだと思う。

小学校高学年の部
最優秀賞

美しい来未のために

岡谷市立上の原小学校6学年
岡田陽菜

私達の世界は、長い間環境問題になやまされています。この問題を解決するにはどうすれば良いのか。私だけでは考えても考えても答えを出すことはできませんでした。そこで、この映画が解決のヒントになるかもしれないと思い、この映画を見ることにしました。

私が環境問題について興味をもったのはつい最近、6学年の八月頃でした。調べて見ると、環境問題の種類は多く、その中で私が最も印象に残ったのは地球温暖化です。

映画の中では、地球温暖化対策として分別、ゴミ拾い、省エネ節約をしていました。これは、地球がきれいになることはもちろん、分別によって、分けられたゴミの再利用をすることができたり、新しいものへ、生まれ変わることができるのです。ゴミが減れば、ムダに木の伐採がなくなり、災害被害の減少につながったり、木が減らないことにより、地球温暖化のスピードをおさえることができる。と地球にとってプラスになることばかりでした。

私が出来ることで地球が守れるのかと思うと、エコ活動の重要性をとても感じることができ、私の心が大きく動かされました。ゴミ拾いや分別は、私が生活している中で簡単にはじめられるエコ活動です。前から、たまに学校帰りなどにゴミ拾いをしたことがありましたが、これが地球温暖化対策になっているとは思っていませんでした。家でゴミの分別のお手伝いをしたときは、めんどくさいと思っていましたが、映画を見たあと自分の考えが変わりました。私はこの映画を見て、環境問題の深刻さをあらためて知ることができたので、今回知ることができたエコ活動をやっていきたい。そして、他の人にもこの映画を見てもらいエコ活動をしっていってほしい。

小学校高学年の部
最優秀賞

森の中のエール

静岡市立清水有度第二小学校6学年
望月あかり

国語の物語文問題で、この映画の一場面が出題された。解き終わった後、先生は全体のあらすじを話し始めた。正直、私はピアノが弾けない、特に音楽も詳しいわけではない…そんな思いが入り混じっていた。次の瞬間、私の胸中はいっきに目覚めさせられた。

「本の題名はー羊と鋼の森。」
先生のその一言で、私の胸中の霧は消えた。羊、鋼、森。この三つにどんな関係があるのだろうか。早くその答えを知りたくなり、早速この映画を見ることになった。

この話は調律師になりたての外村が、ピアニスト姉妹の和音・由仁や、あこがれのプロ調律師・坂鳥、先輩の柳たちと、調律の世界を通して関わりあっていく物語だ。

最も感動した場面は、祖母の死をきっかけに弟と分かり合えた外村が、挫折から立ち直り、大きな調律を成功させるシーンだ。調律師は、ピアノを弾く一人を支えるためにいる。また、ピアノを弾く一人も、調律師を支えるためにいる。私はこのシーンの外村が感じた事をそう読み取った。人と人との関わりによって心情が複雑に絡み合い、自信を失った時でも、背中を押してもらって立ち上がり、一つの強さが生まれる。外村がピアノの音を聞いて想像した森は。深く、生命力が強く、静かな響きと安らぎを与えてくれるような景色だったに違いないと想像した。

私は今、外村と同じように挑戦しているものがある。アルトサックスだ。姉の友人が吹く音色に魅せられ、習い始めた。中学校の吹奏楽部でソロパートを吹くことが夢だ。しかし、一進一退の時があり、途中であきらめそうになった。今、それでも続けているのは、先生や家族などたくさんの人から支えられていて、私もその想いに応えたいからだ。だから、くじけずに頑張る事が出来る。私が外村の頑張る姿に元気づけられたように、いつか、私もみんなにエールを送れるようになりたい。

小学校高学年の部
最優秀賞

トムとジェリーを見て

名古屋市立滝ノ水小学校6学年
西野遼也

ぼくが共感したのは、トムとジェリーのケンカに巻きこまれて、何度も失敗して、それでもあきらめない主人公のケイラです。ケイラは、どれだけ失敗しても、イヤになっても、決してあきらめない努力家です。ですがケイラは、人のり歴書を使ってウソをついてホテルで働きはじめてしまいます。ウソはいけない事。当たり前です。皆知っています。ですがぼくは、ウソには人を成長させる力があるんじゃないかと、この映画を見て思いました。

ケイラは最後、ウソをついてしまった事を正直に話します。これは、とても勇気がいる事だと思います。ぼくは、幼稚園のころから空手を習っています。小さいころは、ただただ「強くなりたい。」とか、「空手が好き。」という単純な理由で続けていました。でも、段々と上手くいかない事が増えてきました。そうなると、つらいと思う事が増え、空手をやめようかなやんだりもしました。空手を続けたいのは本当です。ですが空手をやめたいのも本当です。空手をやめたいと言って、周りの人達がどんな反応をするのか考えると、怖いです。ぼくの中には、正反対の気持ちがあります。どちらが強いか聞かれると、やめたくない気持ちの方が強いと思います。理由ははっきりとは言えませんが、自分の中の何かが、無くなってしまう気がするからです。きっと、ホテルでケイラが働いている時も、同じような気持ちだったと思います。ウソはダメだとわかっていても、手に入れた何かを手ばなしたくない。ウソだとばれた時の、周りの反応が怖い。そんな不安をふりきって、本当の事を言ったケイラはかっこよかったです。ぼくも、勇気をもらった気がしました。

大切なのは、結果だけではなく、そこまでに何があったのか、その結果から、何を学ぶか、何を変えるかも、大切なのだと思いました。

小学校高学年の部
最優秀賞

本当に美味しい食べ物とは？

岐阜市立鷺山小学校5学年
恩田寧久

フリントは、い大な発明家になることを夢見て、たくさんの人にめいわくをかけながら、変わった発明品を作り続けていた。ある日、水を食べ物に変える「食べ物マシーン」を発明したが、事故でマシーンが空へ。空から食べ物が降ってくる様になり、町の人に感謝されるようになったが、降ってくる食べ物が、日に日に巨大化していった。町には食べきれない食べ物がうまれ、マシーンも壊れた。空から降ってきた食べ物は、本当に美味しかったのだろうか？

私は、夏休みにSDGsについて、勉強した。食べられない人々がいる一方で、無駄になる食材も存在している。梨農家様のSDGsの番組では、少しでも傷やへこみがあると商品として売ることが出来ないため、処分すると知り、おどろいた。けれど、「一生懸命育てた梨を無駄にしたくない」と、かき氷や、加工した商品として販売することで無駄をなくす努力もされていた。カットした果物を変色させない技術が進んでいることも知った。工夫や発送で、無駄をなくすことが出来るとも知った。大切にしたい気持ちが、新しい発想につながる。生産者様の日々の努力・愛情がおいしい食べ物になっていると思うから空から降ってくる食べ物は、本当の意味で美味しいとは言えないと思う。マシーンはこわれて良かったと思う。

コロナで外出自しゅくの日々を送っているため、わが家では、コロナ支援のふるさと納税をしたり、災害支援品などをネットで購入したりしている。一生懸命育てた食品は、形は変わっても味は変わらないし、生産者様の苦労が無駄にならない世の中になってほしいと思う気持ちが強くなった。私は、へん食のため給食が食べられないことが多いけど、自分で食物を育てることはできないし、多くの方々の努力や愛情がこもっているから、食べる努力をしていこうと改めて思った。

小学校高学年の部
最優秀賞

評価以上の面白さ

藤井寺市立藤井寺小学校6学年
大東陽菜子

私は、この夏休みを利用して「鋼の錬金術師」の実写映画を見ました。アクションシーンのCGもすごくて、おどろきました。私は、この映画を見る前に、この映画の評価を調べていましたが、世間的にはあまり良い評価ではありませんでした。でも、私は楽しみでした。理由は、近代の映像技術がすごいからです。CGも、どこが本物かわからないくらいで、最後まで楽しんで見れました。原作やアニメストーリーとは少し違う部分があり、そこも楽しめました。この映画で私は「家族、友達、仲間の大切さ」に気付きました。主人公がピンチになっても仲間や友達が救ってくれた所で仲間や友達の大切さが分かりました。

世間的にあまり評価が良くない「鋼の錬金術師」の実写ですが、私は世間の評価など関係なしに面白いと思いました。これからも、この映画で学んだ事を心に留めておきたいと思いました。評価はどうでも良くて、自分が面白いと思えたらいいと思いました。

小学校高学年の部
最優秀賞

命をかけた母のバトン

甲南小学校5学年
井野上碧泉

もし、願いが叶うのならば、はなちゃんが作ったみそ汁を味わってみたい。

「食べることは生きること」ーーはなちゃんの母、千恵さんの口癖だ。千恵さんがわずかに残された命の中で、娘のはなちゃんは、みそ汁の作り方を教わった。そして、千恵さんとの約束を守るはなちゃんは、日本一早起きの五歳児だ。毎朝、お父さんと丁寧にだしを取って、みそ汁を作るからだ。

今年、私の胸は「ママが死んでしまったらどうしよう。」という不安で張り裂けそうになった。私の母も、乳がんが再発したからだ。手術をする前の母は、辛そうにする時があったが、私は、心配を消し去ろうと、優しい言葉をかけるどころか、母にべったりくっつくことをねだった。母の手術の前日、電話で話をした時、「碧泉が元気でいてくれるのが、一番の薬だよ。」と言われ、私は何も言えず、泣くのを我慢するのが精一杯だった。電話を切って号泣した後、私は、心に映る母を見つめてみた。すると、忙しくても私の話に耳を傾けてくれる母や、辛い時に笑顔で力づけてくれる母の姿が次々に浮かんだ。私は、母が亡くなるかも知れない恐怖から逃げようともがいていたが、母が心の中で隣にいてくれる喜びが心に広がった。千恵さんは、はなちゃんが五歳の時に亡くなられたが、はなちゃんの心の中の千恵さんも、私が心に描いたような優しい母の姿で、今も生き続けているのだろう。

私の母は、無事に手術を終えて、今は以前とあまり変わらない生活を送っている。

私には、「笑顔ていること」、「みそ汁を作ること」という千恵さんの教育と、必死に命と向き合った私の母の姿が、命をかけたバトンのように思えてならない。

はなちゃんの作るみそ汁は、千恵さんの愛情が入ったスパイスで、おいしいに違いない。はなちゃん、いつか私がはなちゃんに出会えたら、みそ汁のレシピを教えてください。

小学校高学年の部
最優秀賞

新しいとびらの向こうへ

鏡野町立奧津小学校6学年
小原清花

その時、君の心の木に花がつぼみを付けた気がしたんだ。たぶんあわいピンクの桜。まだたった一つだけの、小さな小さなかたいつぼみ。お墓参り、花びらを追ってふり返る君。桜良の膵臓は食べられなかったけれど、君の中で間ちがいなく桜良のたましいは、生き続けているよ、今もきっと。そして新たな一ページが始まったんだ、君も私も。

私は話せない。話したくても、家族以外の人とは話せない。場面かん黙。病気ではないけれど、それが私につけられた病名。うれしいこと、悲しいこと、言いたいことはたくさんあるのに、ま、いっか。伝わらないのならとあきらめてしまった。それよりも変な顔で見られるのがいやで、自分の世界に閉じこもってしまった。人と関わることがとてもこわくて。だからうらやましいと思った。自分が持っていない部分を、たがいにおぎなえる人が。私は、君たちからたくさんのことを教えてもらったよ。どんな人間であれ、自分は自分。人との関わりで自分という人間を知り、生きているのだと実感できる。だから失敗をおそれず、もっと人との関係を築くこと。そうだ、私は今生きていてこれから先も生きて行くのだから、ぜったい後かいするような生き方はしたくない。

いつも冷静な君が、小さな子供のように泣きじゃくっている。その悲しいさけび声に、私のなみだがあふれた出た。あぁ、やっと君の心は解放されたんだね。しゅん間、私の胸の中で何かがはじけた。二人が見たあの花火みたいに、はじけて広がる。今私の世界の中で、新しいとびらが開いた。その先は光輝く未来への道。「さあ、行こう。」明日はきっと今日とはちがう、成長した私がそこにいるはずだから。そうだよね、それでいいんだよね、君。

小学校高学年の部
最優秀賞

思いから生まれる自信

福山市立駅家小学校6学年
田島遙

「耳が聞こえません」
ノートに書かれたその言葉を、私は素直に受け止めることができるだろうか。

聴覚障害がある硝子と、将也たちクラスメートは、沢山の苦労をしていた。ノートに書かないと話が伝わらなかったり、合唱がうまくできなかったりして、日々の生活に時間と手間をかけることが多くあった。だから、将也は自分のペースに人を巻き込む硝子に腹が立って硝子をいじめてしまったのだろう。

私が一年生のとき、のどに機械をつけた女の子と話した。私はその声に衝撃を受けた。今までに聞いたことのない声だったからだ。話を聞こうとしても、ところどころ聞き取れなくて困った。私はそのとき、いつものように会話しようとあせっていた。どうすれば彼女と会話することができるのか、彼女に手をふった後、いくら考えても分からなかった。

それからしばらくして、彼女とスーパーで会った。話していると、やはり聞き取れない言葉があった。このまま終わらせたらきっと後悔すると思って、私は彼女が話すひとつひとつの言葉に耳を向け、理解する努力をした。少し時間はかかったが、私は満足だった。

言葉の壁を越えることは、簡単そうで難しい。お互いが落ちついて理解する努力をしなければならないからだ。それでもあのとき、私が一歩踏み出せたのは「話したい」という強い思いがあったからにちがいない。思いが原動力となって、私を前に動かしたのだ。

障害があると苦労をする。それは周りの人も同じだ。だが、それを理由に関わり合うことを避ける必要はないはずだ。私たちには、お互いを理解する方法がある。難しいことかもしれないが、できないことではないのだ。

私は、改めて過去をふり返って自分に自信がついた。例え明日、硝子のような人に会っても大丈夫な気がした。私の思いから生まれたこの自信をいつまでも心に刻んでおきたい。

小学校高学年の部
最優秀賞

きっとだれかと　つながる日

ニューヨーク補習授業校6学年
金太悟

「みんな、きっとこんなふうに、見えない組ひもでつながっているのだろうな。」

映画が終わった後、ぼくはそんな風に感じていた。この広い世の中での出会いは、確かに不思議だ。ぼくの友達は、今の学校に行っていなければ出会えなかっただろうし、そんなことを考えたら、ぼくは違う両親の下に生まれていたかもしれない。違う時代で、違う国だったら、どんな出会いがあったのだろう。

ぼくがこの映画を見てみようと思ったのは、女の子と男の子の体が入れかわってしまうのが面白そうだったからという単純な理由だった。でも、話が進んで行くにつれ、同じ時代にいながらも、とても違う環境にいる「みつは」と「たき」が、互いのことだけでなくそれぞれに関わる人達のことを気にかけながら、強くつながっていく課程に、自分の気持ちが吸い込まれて行くのを感じた。

映画の中で、みつはのおばあさんが、
「「むすび」とは、古い言葉では、「土地の氏神様」という意味だけれども、これは、人と人をつなげること。時間の流れることも「むすび」。なんだよ」
と説明している場面があった。みつはが作る組ひもも、糸が一本一本集まって形を作り、ねじれてからまって、つながって出来た「むすび」。この組ひもが、みつはの髪のリボンになり、たきのリストバンドになっていたことに、ぼくはまた二人の不思議なつながりを感じた。

目には見えないけれど、確実に流れている時間とその流れの中にいるぼく達。過去にあった出来事は今につながり、それがまた未来へとつながっていく。苦しみや悲しみ、喜びの感情も、すべて現在過去未来との「むすび」なのだろう。ぼくも、きっといつかみつはとたきのように、大切に思う人と見えない組ひもでつながる日が来るような気がする。きっとだれかとつながる気がする。

小学校高学年の部
最優秀賞

「思い出のマーニー」を観て

滋賀大学教育学部附属小学校6学年
馬場莉子

昔、観た時に、私には少し難しくて分かりにくい印象をもっていました。しかし、八月に12歳の誕生日を迎えたので、ふと「思い出のマーニー」の主人公杏奈が中学一年ではあったけれど、12歳という私と同じ年齢だったと思い出し、観たくなったので久し振りに観ました。

杏奈がはじめて、大好きな友達と認識したマーニー。マーニーとの交流を経て、誰かに愛されることを庁々に思い出し、幼い頃になくなった両親、祖母、そして、育ての親である頼子愛情も理解していく。

杏奈がうらやましいと思っていたマーニーでさえ、両親や世話係の人物からも良い扱いを受けていなかった。杏奈が思うような幸せな少女ではなかった。外からは見えないくるしみや悩みをいだいているのは、自分だけではない事を知った杏奈。

祖父が今年の六月になくなった事もあり、絆について考えさせられたり、世代をつないでいくこと、家族の絆や心のつながりについても考えさせられる作品でした。

コロナ禍でもあり、人々のこ独感や不安感におそわれたり我まんを強いられる日々ではありますが、自分だけが苦しいのではなく、皆愛され、守られている事、そして、前を向いて生きる事の大切さについて思い直させてくれた作品でした。

また、自己こう定の気持ちについても考えさせてくれた作品でもありました。落ちこんだ時は、あえて笑顔で前を向く、これは考えている程簡単ではないけれど、与えられた環境の中で工夫し、幸せになろうという気持ちは常に忘れず、これからの日々を周りの支えてくれる人々に感謝しながら、コロナウイルスという大変な病気も皆で乗りこえていきたいと思いました。