ケイト・ブルースの関連作品 / Related Work

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  • 眩惑三味

    制作年: 1927
    ヘイゼル・リヴィングストン女史が新聞に連載した小説を映画化したもので、ジェームズ・ケヴィン・マッギネス氏が脚色し、「サイベリア」「明け行く魂」と同じくヴィクター・シェルツィンゲル氏が監督している。主役は「憧憬の彼方へ」「猿は語る」出演のオリーヴ・ボーデン嬢で、相手役を新進のクリフォード・ホランド氏が務め、「モガ地獄」のマーガレット・リヴィングストン嬢、ベン・バード氏、ウォルター・マッグレイル氏などが助演する。
  • 白?黒?

    制作年: 1924
    アルバート・グレイがグリフィス撮影場で製作した喜劇で、マーメイドのハム喜劇でお馴染みのロイド・ハミルトンが主演している。これははじめ黒人俳優アル・ジョルスンを主役とするはずであったが、彼が中途で辞めたので特にマーメイド社の好意でハミルトンが主役を引き受ける事になったのである。原作者はアーサー・シーザーで、監督はジョン・ノーブル、黒人生活を背景とした喜劇である。
  • ホワイト・ローズ(1923)

    制作年: 1923
    アイリーン・シンクレアーの原作を「嵐の孤児」「恐怖の一夜(1922)」に続いてグリフィスが自ら監督したもの。ロングフェローの「エヴァンジェリン(1919)」で有名なルイジアナ州ベユー・テンシュ地方を背景に撮影された。久しく映画界を去っていたメイ・マーシュの復帰映画であり、新しいグリフィスのスターなるアイヴォー・ノヴェロのお目見得映画である。若き人々の道徳を説き、愚かにも愛に溺れた少女の悩みと対手の男の苦しみとを描いた意味深い物語である。
  • 嵐の孤児(1921)

    制作年: 1921
    仏国の劇作家ダンネリの舞台劇「2人の孤児」を基として、これにチャールス・ディッケンスの『二都物語』やカーライルの「仏国革命史」などを参考としてD・W・グリフィス氏一流の雄大な物語が展開される。「世界の心」「イントレランス」「国民の創生」など氏の大作品があるが、どれもこの作品におよばぬこと遠きものであるといわれている。18世紀の末、暴虐なる貴族と王朝とを倒し、流血慘雨の革命を経て、遂に打ち樹てられた自由の天地、いわゆるフランス革命の恐怖時代を背景とした大絵巻きである。この渦中にまき込まれた薄命の孤児2人の生涯こそ、この上なく劇的なもので無ければ成らない。観るものの同情を集めるこの孤児の役は、リリアンおよびドロシーのギッシュ姉妹が演じている。革命党の首領ダントンにはモント・ブルーが扮し、そのほか腕達者の元に一絲乱れず立派な演技を示す。劇の最後にダントンがギロチン台上に昇った乙女を救わんと鉄蹄砂を蹴って従者とともに驀進する辺りの緊張味は、クライマックスとして稀に見る力強いものである。
  • 経験(1921)

    制作年: 1921
    「散り行く花」其他グリフィス映画やパ社ドロシー・ギッシュ嬢映画等でお馴染みのリチャード・バーセルメス氏を主役として作ったパラマウント絵画である。かつて上映された「エヴリー・ウーマン」と同様、此の劇に於いては此世に於いて人間が経験する象徴的な事柄を各人物が表現している。所謂 symbolic play「表徴劇」である。ジョージ・V・ホバート氏の舞台劇をウォルデマー・ヤング氏が脚色し、ジョージ・フィッツモーリス氏が監督したものである。相手役はマージョリー・ドウ嬢、其他美しい所が多勢共演している。
  • 沈黙の都

    制作年: 1921
    「海の壮漢」「子煩悩」等同様パ社トーマス・ミーアン氏主演映画で、「海の壮漢」と同じくかつて俳優としても知られたトム・フォーマン氏が監督した。ジョン・モロッフ氏の小説 The Quarry からフランク・コンドン氏が脚色したもので、相手役はお馴染みのロイス・ウィルソン嬢。
  • 渇仰の舞姫

    制作年: 1920
    グリフィス氏が親しく製作した映画で本年4月ファースト・ナショナルから発売になったもの。主役は新進のクレアー・セイマー嬢、「七羽の白鳥」で王子に扮したリチャード・バーセルメス氏及「拳骨」「鉄の爪」等で御馴染のクレイトン・ヘール氏で、檜の様なバハマの島を背景に使った恋物語である。
  • 空飛ぶ妻

    制作年: 1920
    「ブーツ」「屋根裏の幽霊」等同様ニューアート社製作ドロシー・ギッシュ嬢主演のパ社映画で、ヴァージニア・フィレイ・ウィゼイ女史がの原作を書き、ハリー・カー氏及び監督たるF・リチャード・ジョーンズが脚色した。ジョーンズ氏は「ミッキー」「野良に出で」「屋根裏の幽霊」等其他で人も知る喜劇の名手である。相手役はジェームズ・レニー氏
  • 幸福の谷

    制作年: 1919
    「偉大なる米国映画」とニュース誌は評している。グリフィス氏の繊細な手腕を見るに良い作品である。主役はグリフィス映画で度々紹介されるリリアン・ギッシュ嬢とロバート・ハーロン氏の共演で、その他ジョージ・フォーセット氏やバートラム・グラスビー氏、ケート・ブルー嬢等も顔を見せる。
  • スージーの真心

    制作年: 1919
    D・W・グリフィスが「勇士の血」に続いて製作した人情劇で、「幸福の谷」と同じ主役、同じ雰囲気を持った映画である。即ちリリアン・ギッシュと故ロバート・ハーロンが主演し、そのほかに故クラリン・セイモアーも出演する。マリアン・フレモントの原作で、G・W・ビッツァーが撮影した。
  • 悪魔絶滅の日

    制作年: 1919
    米国西部開拓時代の物語で、S・E・V・テイラー氏の脚色をD・W・グリフィス自ら監督せる作品。主役は「東への道」「散り行く花」のリチャード・バーセルメス、「渇仰の舞姫」「勇士の血」の故クラリン・セイモアーおよび「夢の街」出演のキャロル・デンプスターで、そのほかラルフ・グレイヴス、ジョージ・フォーセットなども出演する。
  • 人類の春

    制作年: 1918
    グリフィス氏の戦時劇の1つで、「最大の愛」に続いて発表されたものである。ロバート・ハーロン氏、リリアン・ギッシュ嬢、デイヴィッド・バトラー氏の3人が主要の役を演じている。エルモ・リンカーン氏も米国の兵士として姿を見せる。麗しい人の誠心--全編を通じて力強く叫ばれるのはこのことである。「真実なるが為に偉大なる映画」とニュース誌は激賞している。
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