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アン・ハーディングの関連作品 / Related Work
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灰色の服を着た男
制作年: 1956「エジプト人」のダリル・F・ザナック製作になるスローン・ウィルスのベストセラー小説の映画化。監督・脚色は「夜の人々(1954)」のナナリー・ジョンソン。撮影は「回転木馬」のチャールズ・G・クラーク、音楽は「ハリーの災難」のバーナード・ハーマン。主な出演者は「紫の平原」のグレゴリー・ペック、「美わしき想い出」のジェニファー・ジョーンズ、「アレクサンダー大王」のフレドリック・マーチ、「バラの刺青」のマリサ・パヴァン、「スピードに命を賭ける男」のリー・J・コップ、「夜の億万長者(五番街の出来事)」のアン・ハーディング、「恋愛準決勝戦」のキーナン・ウィン、「回転木馬」のジーン・ロックハートなど。 -
五番街の出来事
制作年: 1946「紅の翼(1939)」「天晴れ着陸」のロイ・デル・ルースがアライド・アーチスツで1946年に製作監督した第一回作品。ハーバート・クライド・ルイスとフレデリック・ステファニが書きおろしたストーリーを、エヴェレット・フリーマンが脚色し、ヴィック・ナイトが台詞を追加した。出演者は新人のドン・デフォー、「晩春」「永遠に愛せよ」のアン・ハーディング、「人生は四十二から」のチャーリー・ラックルズ、「明日は来らず」のヴィクター・ムーア、新顔のゲイル・ストーム等で、「ベニーの勲章」のグラント・ミッチェル、エドワード・ブロフイー等が助演する。撮影は「ガラスの鍵」のヘンリー・シャープの担当である。 -
血に笑う男
制作年: 1937「泉」「晩春」のアン・ハーディングが「沙漠の花園」「愛の花篭」のベイジル・ラスボーンを相手に主演する映画で、アガサ・クリスティ作の探偵小説に基づくフランク・ヴォスパー作の舞台劇を「椿姫」「鎧なき騎士」のフランシス・マリオンが脚色して台詞を書き、「或る雨の午後」「三銃士」のローランド・V・リーが監督し、フィリップ・タンヌラが撮影した。助演者はロンドン・ミュージカル・コメディの花形女優ビニー・ヘイルを筆頭に、新顔のブルース・シートン、ジーン・キャデル、「奇蹟人間」のジョーン・ヒックソン等である。 -
永遠に愛せよ
制作年: 1935ジョルジュ・デュモリエの名作「ピーター・イベットソン」の映画化で、「ベンガルの槍騎兵」「久遠の誓い」と同じくヘンリー・ハサウェイが監督、ゲイリー・クーパーが主演する。クーパーとともに「泉」「女性に捧ぐ」のアン・ハーディングが主演し、「春の夜明け」のジョン・ハリデイ、「ゆりかごの唄」のディッキー・ムーア、「ベンガルの槍騎兵」のダグラス・ダンブリル、「キャベツ畑のおばさん」のヴァージニア・ワイドラー、「女装陸戦隊」のアイダ・ルピノ等が助演している。脚色は「久遠の誓い」のヴィンセント・ローレンスと「十字軍」のウォルデマー・ヤングが、原作小説及びジョン・ナサニエル・ラファエルの戯曲を基として当たり更に舞台女優コンスタンス・コリアが加筆しまたジョン・ミーハンとエドウィン・ジャスタス・メイヤーが場面を加えた。撮影は「ベンガルの槍騎兵」「ミシシッピ」のチャールズ・ラングの担当である。 -
泉(1934)
制作年: 1934「立ち上がる米国」「林檎の頬」のアン・ハーディングが主演する映画で、チャールズ・モーガンの名作小説を映画化したもの。脚色には「小牧師(1934)」「スパイK14 号」のジェーン・マーフィンが当たり、「痴人の愛」と同じくジョン・クロムウェルが監督し、ヘンリー・ジェラードが撮影した。なお台詞は「恋の凱歌」の脚色者サミュエル・ホッフェンスタインが書いた。助演は「恋の凱歌」のブライアン・エイハーン、「若草物語(1933)」「戦線の嵐」のポール・ルーカス「白衣の騎士」「猫と堤琴」のジーン・ハーショルトを始め、「永遠に微笑む」のラルフ・フォーブス、舞台から来たヴァイオレット・ケンブル・クーパー及びセーラ・ヘイドン、その他である。 -
情怨
制作年: 1933「晩春」「ある女の一生」のアン・ハーディングが主演する映画で、原作はハンフリー・ピアソンとマイルリス・コノリーが共同で書き卸し、「歌の翼」のシドニー・バックマンとヘンリー・マッカーティーが協力脚色し、「ある女の一生」「嵐の国のテス(1932)」のアルフレッド・サンテルが監督したもの。助演者は「花嫁の感情」「野いばら」のロバート・ヤング、「恋のセレナーデ」「自由の翼」のニルス・アスター、「国際喜劇ホテル」のサリ・マリッツァ、「流線型超特急」のアーヴィング・ピチェル、「蛍の光」のヘレン・フリーマン等の面々である。カメラは「ある女の一生」「紅雀」のルシエン・アンドリオの担当である。 -
偉大なる人生
制作年: 1933「女性に捧ぐ」「曳かれゆく男」のアン・ハーディングが主演する20世紀映画社作品で監督は「六百万交響楽」と同じくグレゴリー・ラ・カヴァである。ギルバート・エメリーとダグラス・Z・ドーティーとが協力して書き下ろしたオリジナル・ストーリーを「トム・ソーヤーの冒険(1930)」と同じくサム・ミンツが脚色している。主役を助けて重要な役を勤めて出演するのは「六月十三日の夜」「深夜の紳士」のクレイヴ・ブルック、「相寄る魂」のオットー・クルーガー、それからイタリアの古参の俳優たるチュリオ・カルミナチとこの3人であるが、なおその他「ブロンド・ヴィナス」の子役ディッキー・ムーア、「女秘書の秘密」のベティー・ローフォード、ジャネット・ビーチャー、等も顔を見せている。 -
立上がる米国
制作年: 1932「シマロン(1931)」「空軍の覇者」のリチャード・ディックスと「林檎の頬」「心のふるさと」のアン・ハーディングが主演する映画で、「シマロン(1931)」「バワリイ」のハワード・エスタブルックが自ら書き下ろし、「餓ゆるアメリカ」のロバート・ロードが脚色し、「家なき少年群」「餓ゆるアメリカ」のウィリアム・ウェルマンが監督に当たり、「火の翼」のエドワード・クロンジェガーが撮影した。助演者は「シマロン(1931)」エドナ・メイ・オリヴァー、「一日だけの淑女」のガイ・キッピー、「世界は還る」のドナルド・クック、「麦畑を荒らすもの」のジュリー・ヘイデン、子役ウォーリー・オルブライト及びマリリン・スノウデンの面面である。 -
女性に捧ぐ
制作年: 1931ヘンリー・ウッドの筆になる小説をブラッドリー・キング及びトム・バリーの2人が脚色し「棘の園」「狼火」のルナク・ロイドが監督し、「噂の姫君」のクライヴ・ブルック、「結婚双紙」接吻のコンラッド・ネーゲル、セシリア・ロフタス、ベリル・マーサーO・P・ヘギー、フローラ・シェフィールドその他が登場する。 花嫁としてロバート・カーラインから迎えられたイサベルは英国イースト・リンの邸に新家庭を持つこととなった。3年の月日は夢の間とすぎたが、イースト・リンでの生活は彼女が結婚前予想していたよりもはるかに惨めなものであった。家事を切り回しているのはロバートの姉コーネリアでイサベルは常に彼女の意地悪い目つきに監視されていた。自然イサベルの楽しみは愛児のウィリアムの上に集まっていったがコーネリアの干渉は子供の育て方についてまでもやかましかった。この苦悶を知るものは老女中のジョイスだけだった。狩猟の会がもよおされようという1週間前ロバートは友人である外交官のレヴィソンを伴ってきた。ところが急にロバートは用件のため町へ出張せねばならなくなり狩猟当日イサベルに同道した者は客となったレヴィソンであった。彼女の美しさはレヴィソンの心に恋慕の情を起こさしめた。狩猟終わって帰宅した時レヴィソンはイサベルに恋々たる胸の中を打ち明けかき口説いた。もちろん貞淑な彼女は応じようともしなかったが2人のこの様子はコーネリアの口から帰宅したロバートに告げられた。イサベルは自分の正しいことを主張した。レヴィソンも自身の過ちに着いていっさいを告白した。だが一徹なロバートは解釈するところなく法の裁きによって彼女を離別した。良人から捨てられ、愛児からひき離されてしまった彼女に行くべきあてのあるはずはなかった。イサベルはヨーローパ大陸に渡って転々とさまよい歩いた。維納ではレヴィソンと再会したがおりから職務上の失策により免官となったレヴィソンは彼女と共にパリへ赴いた時に1870年、中国フランス間の国交断絶してパリ全市には不安の気が漲っていた。加えてレヴィソンが自棄的な生活はイサベルの心をいよいよ暗くさせた。遠いイースト・リンからの便りにロバート再婚の報が寄せられた。可愛いウィリアムはどうなっているのであろう。矢も楯もたまらなくなった彼女は英国へ渡ろうと決心した。パリはプロシア軍の侵入をうけているらのである。愛児のもとへ駆けつけるとなれば戦乱の渦中に身をさらさなければならない。しかし今のイサベルにとってそのくらいの危険は何でもなかった。彼女は銃火の下を潜り抜けてカレーへ向かった。弾丸は動向のレヴィソンを死に至らしめ、イサベルの視力を奪った。そして彼女が良人の邸へたどり着いた時には愛児は瀕死の病床に横たわっていた。ロバートの目を盗んで病児を看護する数時間。やがて夜明けが来て彼女はロバートの発見すところとなった。いまだ怒りのとけやらぬロバートは彼女に即刻でて行けと迫る。彼女の立ち去った後ロバートは女中ジョイスからすべての真相を聞いて妻に罪のないことを初めて知った。彼は驚いてイサベルの跡を追った。だが既に遅く盲目のため断崖から墜落した彼女は虫の息だった。かくてロバートが傷つけるイサベルを邸へ連れ帰った時、彼女は哀れな笑いを浮かべつつこの世を去って行った。
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