広末涼子 ヒロスエリョウコ

  • 出身地:神奈川県横浜市生まれ、高知県高知市に育ち
  • 生年月日:1980/07/18

略歴 / Brief history

神奈川県横浜市で生まれ、高知県高知市に育つ。1994年、クレアラシル『ぴかぴかフェイスコンテスト』でグランプリを獲得し、芸能界入り。多数のCMに出演し、瞬く間に若者層の人気を得る。95年のフジテレビ『ハートにS』で女優デビュー。96年の高校進学を機に上京し、本格的な芸能活動を始める。97年には竹内まりやプロデュースの『MajiでKoiする5秒前』で歌手デビュー。同年の原將人監督「20世紀ノスタルジア」で映画初出演にして主演をつとめ、日本アカデミー賞などの新人賞を多数受賞する。続く滝田洋二郎監督「秘密」99では二役を演じ分け、シチェス・カタルーニャ国際映画祭主演女優賞を受賞。さらには降旗康男監督「鉄道員(ぽっぽや)」99で日本映画界を代表する名優・高倉健と、リュック・ベッソン製作のフランス映画「WASABI」01ではジャン・レノと、それぞれ共演を果たし、順調にキャリアを重ねる。またテレビドラマでも人気を席巻。フジテレビ『ビーチボーイズ』97、『リップスティック』99、『できちゃった結婚』01、TBS『聖者の行進』98、『Summer Snow』00、『愛なんていらねえよ、夏』02など多数でヒロインをつとめた。この間の99年に早稲田大学教育学部に入学するが、女優業に専念したいとの理由で2003年に中退。さらに同年、モデルの岡沢高宏と結婚して、翌04年には長男をもうける。一時的に女優業を休業したのち、05年のフジテレビ『スローダンス』で復帰。岡沢と離婚した08年には、滝田監督と久々に組んだ「おくりびと」でヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞するとともに、作品そのものも米国アカデミー賞の外国語映画賞を受賞し、主演の本木雅弘などと一緒にその壇上に登った。05年より高知県観光親善大使をつとめており、10年には地元の英雄・坂本龍馬を主人公にしたNHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演。舞台は98年の『銀河の約束』で初舞台を踏んで以降、『四谷怪談』00、『幕末純情伝』『飛龍伝』03、『キル』08など定期的に出演し、04年にゴールデンアロー賞演劇賞を受賞している。10年、キャンドル・アーティストのCandle JUNEと再婚。翌11年に次男を出産した。

広末涼子の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 最後まで行く(2023)

    制作年: 2023
    ひとつの事故を発端に、次々と陰謀に巻き込まれていく刑事と、彼を追う謎のエリート監察官が繰り広げる、年の瀬の96時間=4日間のノンストップ・サスペンス・アクション。韓国で345万人を動員した大ヒット作をリメイク。ひとつの事故を発端に、次々と災難が降りかかる刑事・工藤を岡田准一、工藤を追う冷徹なエリート監察官・矢崎を綾野剛が演じる。監督は「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」「余命10年」「ヴィレッジ」と話題作が続く藤井道人。
    60
  • あちらにいる鬼

    制作年: 2022
    後に出家し、“寂聴”を名乗った作家・瀬戸内晴美と不倫の恋に落ちた作家・井上光晴。そして、2人の関係を承知しながらも添い遂げた井上の妻。その渦中で育った井上の長女で直木賞作家の井上荒野が3人をモデルに執筆した同名小説を廣木隆一が映画化。出演は「空白」の寺島しのぶ、「ミッドウェイ 日本の運命を変えた3日間」の豊川悦司、「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」の広末涼子。
  • バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版

    制作年: 2022
    世界的探偵小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案とし、ディーン・フジオカ演じる誉獅子雄(ほまれししお)と、岩田剛典演じる若宮潤一(わかみやじゅんいち)が、唯一無二の名探偵バディとして数々の難事件を解決するフジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』の劇場版。ホームズシリーズ最高傑作と呼び声の高い『バスカヴィル家の犬』をモチーフに、華麗なる一族の闇に獅子雄と若宮が迫る。ドラマの魅力的なキャラクター、テンポの良いスタイリッシュな演出、美しい映像はそのままに、映画ならではの重厚感をもたらすのは「容疑者Xの献身」「昼顔」などの西谷弘監督。徐々に忍び寄る恐怖が、やがて画面を覆いつくす、本格心理スリラー。
  • コンフィデンスマンJP 英雄編

    制作年: 2022
    『リーガルハイ』シリーズの古沢良太が脚本を手掛け、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が出演したTVドラマの劇場版第3弾。マルタ島を舞台に伝説の詐欺師の称号をかけ勝負を始めるダー子、ボクちゃん、リチャード。そこにインターポールの捜査の手が迫る。出演は、「不灯港」の小手伸也、「罪の声」の松重豊、「劇場版 ルパンの娘」の瀬戸康史。監督は、前2作に引き続き田中亮が担当。
    70
  • 嘘八百 京町ロワイヤル

    制作年: 2020
    中井貴一と佐々木蔵之介がW主演するコメディの続編。古物商の則夫と陶芸家の佐輔はひょんなことから京都で再会する。二人は、父の形見の茶器をだまし取られたという着物美人・志野を助けようとするが、やがてそれは京都の街を巻き込む大騒動に発展していく。監督は、前作に引き続き「百円の恋」の武正晴。出演は、「ラブ×ドック」の広末涼子、「地獄でなぜ悪い」の友近、「OVER DRIVE オーバードライブ」の森川葵。
    82
  • コンフィデンスマンJP プリンセス編

    制作年: 2020
    「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどを手がけてきた脚本家・古沢良太によるテレビドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』の劇場版第2弾。大富豪一族・フウ家の当主が他界。世界中の詐欺師が莫大な遺産を狙い、ダー子らもコンゲームを仕掛けようとする。ドラマシリーズの演出や前作の監督を務めた田中亮がメガホンを取った。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世らお馴染みのキャスト陣に加え、世界有数の資産家レイモンド・フウを北大路欣也が、フウ家の執事トニー・ティンを柴田恭兵が、ダー子の子猫としてチームに新加入する少女・コックリを「カイジ ファイナルゲーム」の関水渚が演じる。
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